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“自分音(ね)に染まる”LDAC対応「NUARL新世代完全ワイヤレス」
2022年11月25日 18:00
エム・ティ・アイは、NUARLブランドの新製品として、自分だけの音を作って楽しめる機能を搭載したLDAC対応のノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤフォン「NUARL NEXT 1 EARBUDS (LDAC Edition)」を12月9日に発売する。価格は29,700円。カラーはブラックエボニー、ホワイトイグレット。
新しい構造デザインの採用により、10mm径のドライバーを搭載しながら、NUARLの完全ワイヤレスの中で最小クラスというコンパクトさを実現。さらに、Hi-Res再生対応の新型ドライバー、LDAC対応、ハイブリッド・アクティブノイズキャンセリング、マルチポイント、AI通話ノイズキャンセリングなど最新世代のテクノロジーに加え、独自のピュアダイレクトイコライザーを使用した“自分だけの音が楽しめる機能”も備えた「NUARLの新世代完全ワイヤレスイヤフォン」だという。
初期状態のプリセットを経由しないピュアな音質調整が行なえるピュアダイレクトイコライザー(PDE)を搭載。専用アプリ「NUARL Connect」を使い、100億通り以上という組み合わせの中から自作の音色チューニングを5種類作って切り替えられる。「スマートフォンとDAPなど使用する端末による音の違いや楽曲、気分等好みに合わせたオリジナルのサウンドを切り替えることができるだけでなく、NUARL独自のサウンドチューニングも2種類から選ぶことができる」という。
新ドライバーモジュール「M2」を内蔵。イヤフォンの筐体をドライバーと物理的に一体化することで、コンプレッションドライバー化した新たなコンセプトの第2世代モジュール構造で、振動板の面積に対して音道の面積を小さくすることで、小振幅でも高い音圧を実現。「物理的な音響設計が困難な小型の完全ワイヤレスイヤフォンでもノイズキャンセリング中の音楽再生に与える影響を最小限に抑えられるだけの高いエネルギー効率を実現し、PDEによるイコライジングを加えても破綻しない高い再生能力を誇る」という。
ドライバー振動板には、NUARL初のLCP(液晶ポリマーフィルム)を採用。Hi-Res Wireless認証に適合する40KHzまでの広帯域再生を実現しながら、素材固有の鳴きを抑え、よりピュアなサウンドの再現したとする。
ノイズキャンセリング機能は、フィードフォワードとフィードバックを組み合わせたハイブリッドアクティブノイズキャンセリング。耳道内の空気を効果的に逃す独自の構造により、圧迫感の少ないノイズキャンセリングを実現。「NUARL Connect」アプリを使用すればノイズキャンセリングモードの変更や強度調整も可能。
タッチ操作でシンプルに起動する外音取り込み機能も用意。アルゴリズムの開発からICの設計/製造まで一貫して提供できるintelliGOのAIVC AI通話ノイズキャンセリングも搭載。「発声を感知し、あらゆる周辺ノイズを除去するだけでなく、騒音が強い環境下でも話者の声以外の音を全てカットする明瞭な通話音質を実現した」とする。
BluetoothのコーデックはLDAC、AAC、SBCに対応。左右独立通信も可能で、使用中にどちらか片側をオフにしてもミラーリングしているもう1つのイヤフォンが自動的に接続され、音楽や通話が途切れずに利用できる。2台の接続機器で同時待受が可能なマルチポイント接続にも対応する。
NUARL Connectアプリによる切り替えで低遅延な「ゲーミングモード」も使用可能。充電ケースはワイヤレス充電に対応。USB-C接続による急速充電にも対応する。
イヤフォン単体で連続最大7.5時間(ANC OFF)、ケースとの組み合わせにより最大20時間以上の音楽再生が可能。ANC ONの連続再生でも最大6時間を実現している。
イヤフォン内部にナノコーティングによる撥水処理を施すことで、IPX4相当の耐水性を実現。濡れた手でも操作できる。
新型の抗菌シリコン・イヤーピース「Block Ear+7」を4サイズ同梱。従来のBlock Ear+6より軸長を1.0mm延長することで耳穴により深く入り、遮音性を高めた。再生音を通す「音道」と、騒音を遮断する傘の部分の硬さを変えることで音質と装着感のバランスを最適化。装着安定性を高めるイヤーループも3種類付属する。