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ソニー「LinkBuds S」、LE Audio対応が'23年春に延期

「LinkBuds S」

ソニーは、完全ワイヤレスイヤフォン「LinkBuds S」について、当初2022年内を予定していたLE Audio対応アップデート時期を、2023年春に変更すると発表した。

本体のファームウェアアップデートにて対応予定で、LE Audioを使うには対応スマートフォンと接続する必要がある。

LinkBuds Sは、常時装着スタイルの完全ワイヤレスイヤフォンLinkBudsシリーズの第2弾で、ノイズキャンセリング(NC)機能を搭載したモデル。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は26,000円前後。カラーはホワイト、ブラック、エクリュ、アースブルーの4色で展開されている。

LE Audioは、長らく使われてきた従来のBluetooth音声規格(Classic Audio)を再定義するものとして'20年1月に発表され、'22年7月に仕様が完成したもの。同規格では、ゲームプレイなどに最適な超低遅延が実現するほか、ワイヤレスオーディオのパフォーマンス向上、補聴器対応、新機能として複数人で一緒に音楽などを楽しめる「Auracast ブロードキャスト オーディオ」も導入される。