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アイ・オー、160Hz対応の27型4Kゲーミングモニタ

「LCD-GCU271HXAB」

アイ・オー・データ機器は、最大160Hzの高リフレッシュレートに対応した、27型4Kゲーミングモニター「LCD-GCU271HXAB」を、2023年1月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は120,780円。

ゲーミングモニターブランド「GigaCrysta」の新モデル。160Hzの高リフレッシュレート対応で、一般的な60Hzのディスプレイより、2.6倍高速に映像を表示できるため、「FPSなどのスピード感あふれるゲームなどに最適」とする。応答速度は1ms(GTG 160Hz/オーバードライブレベル3設定時)。

最大表示解像度は3,840×2,160ドット/4K、パネルは広視野角なAHVAパネルを採用する。表面処理は非光沢。最大表示色は10億7,374万色(120Hz以下で10bit入力時)、コントラスト比は1,000:1で、最大輝度は350cd/m2、視野角は上下左右178度。DisplayHDR 400認証を取得している。

パネルとフレームによる段差がないフラットなフレームレスパネルを採用。フレーム幅は約3mmで、マルチディスプレイにもおすすめという。

内部フレーム遅延をできるだけ抑える「スルーモード」や、通常のオーバードライブ機能よりも、グラフィックの再現性を犠牲にするかわり、限界まで応答速度を追求するという「バーストモード」を搭載。

ゲーム機の音と、有線接続したPC、スマートフォンのボイスチャット音声を、ディスプレイ内部でミックスして出力できるオーディオミキサー機能「GC Mixer」も搭載。スマートフォンのDiscordやLINEアプリで通話しながら、簡単にゲームを楽しめる。

そのほか、暗いシーンに隠れた敵をより鮮明に映し出す「Night Clear Vision」や、映像にメリハリと鮮やかさを加える「エンハンストカラー」、「超解像」といった機能も利用できる。

本体背面

入力はHDMIが2系統で、HDMI 1は160Hz、HDMIは120Hzに対応。どちらもHDMI 2.1のVRRをサポートする。PlayStation 4/5やXbox Series X|S、Nintendo Switchといった家庭用ゲーム機の動作確認済み(PS4、Nintendo SwitchはHDMI 2のみ対応)。スクウェア・エニックスのオンラインRPG「ファイナルファンタジーXIV」推奨ディスプレイでもある。

そのほかDisplayPort、USB Type-Cも各1系統備える。3.5mm 4極のヘッドフォン端子や、出力2W+2Wのステレオスピーカーも内蔵。

好みの高さ、角度に調整できる「ゲーミングスタンド」を採用。110cmの高さ調整や、左右65度のスイーベル、上20度~下3度のチルト、左右90度のピボットができる。本体背面の「GigaCrysta」ロゴとバーが光るイルミネーション機能も備えた。100×100mmのVESAマウントも搭載する。

消費電力は通常時42.4W、最大時110W、待機時0.7W。年間消費電力量は132.9kWh。外形寸法はスタンドを含めて約613×231×427~537mm(幅×奥行き×高さ/突起部含まず)、重さは約7.1kg。電源コードやHDMIケーブル、リモコンなどが付属する。