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8,990円でaptX Adapitive対応のTWS。アプデでLE Audio対応

「EarFun Air Pro 3」

EarFun Technologyは、BluetoothコーデックのaptX Adaptiveに対応したハイブリッド型アクティブノイズキャンセリング(ANC)対応の完全ワイヤレスイヤフォン「EarFun Air Pro 3」を発売した。価格は8,990円。カラーはブラック。

Bluetooth 5.3準拠で、ビットレート可変型のコーデックであるaptX Adaptiveに対応し、96kHz/24bitのオーディオ伝送を実現した。対応機器と組み合わせるとハイレゾ相当の高音質再生ができる。そのほかAACとSBCもサポートする。

さらに次世代Bluetoothオーディオ規格の「Bluetooth LE Audio」、および必須コーデックの「LC3」にも、ソフトウェアアップデートで対応を予定している。

ハイブリッド型ANCと、EarFun独自技術の「QuietSmart 2.0」により、最大43dBのノイズ低減性能を実現した。EarFun Air Pro 3ではQuietSmart 2.0が進化しており、風切り音低減のため、フィードフォワードマイクとボイスピックアップマイクの配置を最適化し、風を検知するとフィードフォワードマイクの感度を下げる新アルゴリズムが導入されている。

ドライバーは、従来モデルではチタンコート振動板の10mm径ダイナミック型だったが、新モデルでは11mm径に口径が拡大。振動板にはウール複合素材を採用した。素材の見直しと口径拡大により、「パワフルで豊かな低域と伸びやかな中高域、そして明瞭なボーカル」を実現したという。

Bluetooth SoCはQualcomm製「QCC3071」で、「TrueWireless Mirroring」により音途切れの低減も実現している。音声信号到達のタイムラグがわずか55ミリ秒(0.055秒)という低遅延伝送のゲームモードも備えた。通話専用マイクも左右に配置され、音声の明瞭さも向上した。

2台のデバイスに同時接続し、必要に応じて接続先を切り替える「マルチポイント接続」に対応。iOS/Android対応の専用アプリ「EarFun Audio」でイコライザーも利用できる。

連続再生時間はANCオフ時でイヤフォン単体9時間、充電ケース併用で36時間。充電ケースは急速チャージに対応(Type-C接続時)しており、10分の充電で2時間の音楽再生ができる。ワイヤレス充電も利用できる。イヤフォンはIPX5の防水仕様。

充電ケースの外形寸法は50×31×60mm(幅×奥行き×高さ)、重さはイヤフォン片側5.2g、充電ケース込みで52g。充電用USB Type-Cケーブル、イヤーチップ(XS/S/M/L)、クリーニング用綿棒などが付属する。