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Apple、音をリアルタイム調整「HomePod(第2世代)」。Apple TV連携でTVの音も
2023年1月18日 23:47
アップルは18日、スマートスピーカーの新製品「HomePod(第2世代)」を発表した。2月3日発売で、予約受付はApple Storeで開始している。価格は44,800円。カラーはミッドナイトとホワイト。
筐体には継ぎ目がなく、音を遮らないというメッシュ生地を使用。上部には光るバックライトを備えたコントロール部の「Touchサーフェス」を搭載する。
Siriも搭載し、空間オーディオの楽曲もサポート。音楽を聴くだけでなく、毎日のタスクを管理したり、スマートホームのコントロールもできる。
「豊かで深みのある低音域と鮮明な高音域の周波数で、素晴らしい音質を提供する」としており、カスタム設計の高偏位ウーファーの振動板を、20mm幅でパワフルに振幅させる。自動低域補正用のキャリブレーションマイクや、基部には5つのビームフォーミングツイーターを搭載。「S7」チップとソフトウェア、再生音の検知テクノロジーを組み合わせて、「音響システムの能力を最大限に引き出す一段と進化したコンピュテーショナルオーディオを提供し、革新的なサウンド体験を届ける」という。
室内検知テクノロジーは、音の反射をHomePodが認識するもの。壁を背にしているか、離れているかを判断し、サウンドをリアルタイムで調整する。
複数のHomePodやHomePod miniとも連携も可能。AirPlayのマルチルームオーディオを活用し、複数のHomePodで同じ曲を再生したり、それぞれのHomePodスピーカーで異なる曲を再生できる。
2台のHomePodを同じスペースに置いてステレオペアとして使うことも可能。「従来のステレオスピーカーよりもワイドで、一段と臨場感あふれるサウンドステージを作り出して、真に際立ったリスニング体験を届ける」という。なお、ステレオペア再生は、2台のHomePod mini、2台のHomePod(第2世代)、2台のHomePod(第1世代)のように、同じモデルのHomePodスピーカーが2台必要。
HomePodをApple TV 4Kとペアリングすると、ホームシアター用スピーカーとしても使用可能。Apple TV 4K(第2世代)のeARC(Enhanced Audio Return Channel)を用いて、テレビ用のオーディオシステムとしてHomePodを活用できる。
HomePodでSiriを使えば、Apple TVで再生中のコンテンツをハンズフリーでコントロールできる。
外形寸法は、直径142mm、高さ168mmで、重量は2.3kg。
