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Amazon、より深みのある低音「Echo Dot(第5世代)」
2023年2月1日 12:29
Amazonは2月1日、前世代比で最大2倍の低音を実現したというスマートスピーカー「Echo Dot(第5世代)」と「Echo Dot with clock(第5世代)」を発表した。予約受付を開始しており、2月14日から出荷を開始する。価格はEcho Dotが7,480円、Echo Dot with clockが8,480円。カラーはEcho Dotがチャコール、グレイシャーホワイト、ディープシーブルーの3色、Echo Dot with clockがグレイシャーホワイトとクラウドブルーの2色。
前世代のコンパクトな球体デザインはそのままに、10%大きくなった44mm径の前面放射型スピーカーを搭載し、音質が向上した。「よりクリアな高音と、前世代比最大2倍の深みのある低音を実現し、お気に入りの場所に置くだけで、ご自宅での音楽体験をより豊かなものにしてくれる」という。ロスレスHD音源に対応する。
Echo Dot(第5世代)やEcho Dot with clock(第5世代)を2台用意すれば、ステレオサウンドや、Fire TVシリーズと組み合わて迫力あるホームシアター環境を手軽に構築できる。
新たに温度センサーも搭載。室温の変化に伴いエアコンや扇風機を自動でつけるようにするなど、環境に応じたスマートホーム操作ができる。前モデル同様にモーション検知機能も搭載するため、部屋に入ると照明を自動的に点灯させるといったスマートホーム操作もできる。
タップ操作にも対応し、デバイス上部をタップするだけで、音楽の一時停止や再開、タイマーの停止、通話終了などが可能。「ベッドルームでもう少し寝ていたい時は、枕元に置いたデバイスをタップすればアラームをスヌーズすることもできる」という。
また、Echo Dot with clockは5×21のLEDドットマトリクスディスプレイを搭載し、情報がより見やすく進化した。これにより従来の時間やアラームの表示に加え、天気アイコンや曲名、アーティスト名なども表示できるようになっている。
デュアルバンドWi-FiやBluetoothも利用可能。両モデルとも、再生利用ポリエステル糸100%と再生利用プラスチックを56%以上使用するなど、サステナビリティを考慮した設計で、デバイスを使用していない間の消費電力を抑制する低電力モードも備えた。
どちらも、外形寸法は100×100×89mm、重さは304g。電源アダプター(15W、グレーシャーホワイト)、クイックスタートガイドが付属する。
スマートホームデバイス標準規格「Matter」にも対応
このEcho Dot(第5世代)とEcho Dot with clock(第5世代)を含む17種類のEchoデバイスについて、2月1日からAndroidアプリでのセットアップを対象に、スマートホームデバイスの標準規格「Matter」のWi-Fi経由での対応が、日本でもスタートした。「今回のMatterへの対応は、スマートホーム製品のセットアップを容易にして使いやすくし、互換性を高めることを目的とした第一歩で、今後iOSやThreadでの利用や対応デバイスの拡充をはかる予定」だという。
対象のEchoデバイスは次のとおり。
- Echo Dot (第5世代)
- Echo Dot (第5世代) with clock
- Echo Dot(第4世代)
- Echo Dot (第4世代) with clock
- Echo Dot (第3世代)
- Echo Dot (第3世代) with clock
- Echo (第4世代)
- Echo (第3世代)
- Echo Studio
- Echo Show 15
- Echo Show 10 (第3世代)
- Echo Show 8 (第2世代)
- Echo Show 8
- Echo Show 5 (第2世代)
- Echo Show 5
- Echo Input
- Echo Flex