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Campfire Audio初のTWS「Orbit」。有線として作ってから無線化

Campfire Audio初のTWS「Orbit」

ミックスウェーブは、米Campfire Audio初の完全ワイヤレスイヤフォン「Orbit(オービット)」を3月3日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,910円前後。

TWSながら、Campfire Audioサウンドの根幹である「スピーカーを中心としたオーディオシステムで聴く音楽」の再現に注力。「楽しくて魅力的なイヤフォン」 をコンセプトに、アメリカのカルチャーとCampfire Audioのモノづくりへのこだわりを掛け合わせ、2年の歳月をかけ開発したという。

最初からTWSとして音作りはせず、まず有線イヤフォンとしてサウンドを作り上げ、出来上がったイヤフォンにワイヤレスユニットを搭載。「TWSになった時に作り上げたサウンドキャラクターをきちんと再現できているかを追求した」という。音作りにおいても、DSPなどのデジタル処理を使用していない。

日常使いにこだわったデザインで、「街中では耳元であなたのファッションの一部として、持ち運ぶときには携帯性を考えコンパクトでポケットに収まるようデザインした」という。

ユニットは10mm径のLCPダイヤフラムダイナミックドライバーを採用。「今までの製品開発でこのサイズのドライバーについて豊富な経験があり、求めているサウンドステージを実現できるパフォーマンスを持っていると確信していた」という。LCPは非常に軽量でありながら剛性が高く、ドライバーのレスポンスの速さと応答性を確保する。

音に影響するような機能は搭載しないシンプルな設計。初回のペアリングは、イヤフォンから保護シールをはがし、ケースに戻して蓋を閉めると準備完了。

バッテリー持続時間はイヤフォン本体で8.5時間、ケース充電を併用すると30時間。ケースはワイヤレス充電に対応する。

アプリも用意。イヤフォンのタッチコントロール調整や、7バンドイコライザーも使用可能。Campfire Audioが作成したプリセットも用意する。

片耳に2基の高品質マイクを備え、 第8世代の Qualcomm cVcエコーキャンセリング機能などを使い、ノイズを抑えた通話ができるとのこと。

Bluetooth 5.2に準拠。対応コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX Adaptive(48kHz/24bit)。防滴 ・ 防水性能はIPX5。