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米Sony、XRエンジン搭載ブラビア。77型QD-OLEDやミニLED機

米Sonyは3月1日(現地時間)、認知特性プロセッサーXRを搭載した「BRAVIA XR」の2023年モデルを発表した。ミニLED搭載4K液晶「X95L」やQD-OLED「A95L」など、5シリーズ・16サイズをラインナップする。価格と発売時期は春に発表予定。

【2023 BRAVIA XR LINEUP】
・4K液晶「X95L」(ミニLED):85型
・4K液晶「X93L」(ミニLED):85型、75型、65型
・4K液晶「X90L」:98型、85型、75型、65型、55型
・4K有機EL「A95L」(QD-OLED):77型、65型、55型
・4K有機EL「A80L」:83型、77型、65型、55型

最新の認知特性プロセッサー「XR」を全モデルに搭載。新しいXR Clear Imege機能搭載モデル(一部)では、動画像におけるノイズ低減と鮮明さが向上し、動画のブレも軽減。また新しいプロセッサーにより、ローカルディミングゾーンや輝度の増加、ブルーミングが減少し、より優れたバックライト制御が可能になっているという。

ミニLED搭載の4K液晶「X95L」

ブラビアと同社サウンドバーを同期させて、テレビからセンターチャンネル成分を出力して定位感を向上させる機能「Acoustic Center Sync」も搭載。A9などと組み合わせれば、ファントムスピーカーを生成し、広大な音場空間を作り出す「360 Spatial Sound Mapping」も楽しめる。

X95Lはフレームツイーターを利用して画面と音を一体化する「Acoustic Multi-Audio+」、A95LおよびA80Lは画面全体から音を出すアクチュエーター搭載の「Acoustic Surface Audio+」を搭載する。

QD-OLED搭載の「A95L」

ゲームプレイに特化したゲームメニューを新たに搭載。メニューでは、VRRやモーションブラーリダクションの機能をオン・オフできるなど、好みに合わせて調整可能。暗い領域の明るさを上げて、オブジェクトや対戦相手を簡単に見つけることができる機能や、6種の十字線を表示して、敵を簡単に狙うことができるようになる。また、画面を小さく表示するスクリーンサイズ機能もファームウェアアップデートで用意する。

またA95Lは、ユーザーが好みのゲームをプレイしながら、攻略映像などのガイドを並べて見ることができるマルチビューも搭載する。