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サムスン、QD-OLEDテレビに77型を追加。CES 2023に出展
2023年1月5日 16:30
韓国Samsung Electronicsは、アメリカ・ラスベガスで開幕する「CES 2023」に先駆けて、2023年のNeo QLED、MICRO LED、OLEDテレビのラインナップを発表した。量子ドット技術搭載の有機ELパネル「QD-OLED」搭載テレビでは、新たに77型を投入する。
量子ドットとミニLEDを組み合わせた液晶テレビシリーズ「Neo QLED」では、4Kモデルと8Kモデルを展開。AIディープラーニングを活用し、SDR映像にリアルタイムでHDR処理を施す「Auto HDR Remastering」を新たに搭載する。
またこれまでは別途ドングルが必要だったIoT機器で使われる無線通信規格「Zigbee」や「Thread」用のモジュールも内蔵する。これにより、対応デバイスとシームレスに接続できるとのこと。
マイクロメートル(μm)単位の微細なLEDをRGB素子として使った自発光ディスプレイ「MICRO LED」テレビでは、50型、63型、76型、89型、101型、114型、140型をラインナップ。そしてQD-OLEDテレビでは既存の55型、65型に77型を追加する。
新モデルでは144Hzのリフレッシュレートをサポートするほか、Samsung Gaming Hubを含むスマート機能を搭載。また同社の有機ELテレビでは初めて、AMDのFreeSync Premium Pro認証も取得した。
Samsung Gaming Hubでは、ゲームのミニマップをどのディスプレイでもひと目で確認できるようになるという「MiniMap Sharing」機能と、FPS向けに設計された「Virtual Aim Point」を追加。
環境負荷低減のため、'23年の新ラインナップには「AI Energy Saving Mode」機能も搭載し、接続されているデバイスのうち、使用されていないものを自動的に省エネモードにするなどして、二酸化炭素排出量を削減する。
そのほかプロジェクター製品では、超単焦点レーザープロジェクターに8Kモデルを投入するほか、ポータブルプロジェクター「The Freestyle」には、2台を並べるだけで、手動調整することなく21:9の投射を可能にする新機能などを盛り込む。