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ファーウェイ、約1.2万円で“同価格帯最強クラス”ANC完全ワイヤレス

「HUAWEI FreeBuds 5i」(アイルブルー)

ファーウェイ・ジャパンは、同価格帯最強クラスのノイズキャンセリング性能を謳う完全ワイヤレスイヤフォン「HUAWEI FreeBuds 5i」を、3月16日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11,800円前後。カラーはアイルブルー、ネビュラブラック、セラミックホワイトの3色。このうちセラミックホワイトはAmazon専売。

アイルブルーとネビュラブラックのケースは、川原にある小さく丸い小石に着想を得たというデザインでマット仕上げ。セラミックホワイトは光沢感のある仕上げ

Amazon Choiceを獲得するなど、日本でも人気を集めたという完全ワイヤレスイヤフォン「HUAWEI FreeBuds 4i」の後継機。3色あるカラーのうち、アイルブルーとネビュラブラックの充電ケースは、川原にある小さく丸い小石に着想を得たというデザインで、マットで手に馴染む質感に仕上げられた。セラミックホワイトのケースは光沢感のある仕上げ。

イヤフォン自体は全カラー共通で光沢感のある仕上げとなっている

約10mm径のダイナミック型ドライバーを1基搭載。振動板の素材を改良し、剛性を高めており、印象的な深みのある低音、豊かなディテールでクリアな高音を提供するという。より幅広い周波数帯域に対応しており、再生周波数帯域は20Hz~40kHz。LDAC対応で「ハイレゾオーディオワイヤレス」認証も取得している。Bluetooth 5.2に準拠する。

耳の形と装着状態をソフトウェアで検出し、オーディオ効果を最適化し、「耳の形や装着状態に関係なく、最適なリスニング体験が得られる」というアダプティブイヤーマッチング(AEM)を利用できる。

ノイズキャンセリングは、フィードバックマイクとフィードフォワードマイクを使ったハイブリッド式アクティブノイズキャンセリング(ANC)。イヤーピースやハウジング部の密閉構造の最適化や、上述のAEMテクノロジーなども駆使し、最大42dBのノイズキャンセリング深度を実現した。

ANCモードは「標準」「ウルトラ」「くつろぎ」の3種類を用意する。各モードの切り替えは手動で行なう。外部音取り込みモードも備えた。

通話のノイズリダクションにも対応。ディープニューラルネットワーク(DNN)アルゴリズムとデュアルマイクで、騒音の多い環境でもクリアな通話を実現しており、風ノイズ低減も利用できる。

充電ポートはUSB Type-C
AirPods Pro(第2世代/下)とのケースサイズ比較

バッテリー持続時間はANCオフ時、イヤフォン単体で7.5時間、ケース併用で最大28時間。10分の充電で4時間使用できる。マルチポイント接続に対応するほか、低オーディオ遅延モードも強化。FreeBuds 4iよりも遅延が大幅に改善されたという。

アプリからイコライザーを使うこともでき、低音を強調する「BASS boost」、高音を強調する「Treble boost」、標準の「Clear Vocals」の3種類を利用可能。イヤフォンはタッチ操作対応で再生/停止、音量調整などができ、アプリから操作をカスタマイズすることもできる。

ケースのヒンジ部も改良され、開閉口が拡大。イヤフォンが取り出しやすくなった

ミリ単位での装着快適性の改善も行なわれており、イヤフォンは7mm短くなり、約11%の軽量化を実現。ケースも0.6mmの薄型化、2.6gの軽量化が図られた。ケースのヒンジ部も改良し、ケースの開閉口を大きくすることで、イヤフォンが取り出しやすくなったという。イヤフォンはIP54の防水仕様。

重さはイヤフォン片側4.7g、充電ケースが36.5g。付属イヤーチップは医療グレードのシリコンを採用。3サイズが同梱される。

あわせて、国内正規販売店で購入した人全員に「イヤフォン紛失サポート」の無料付帯サービスも実施。万が一、イヤフォンの片方を紛失した場合でも、利用料金2,480円で片方のイヤフォンが補償される。

またAmazonでの購入者には、聴く読書「Audible」の無料体験クーポン2カ月分がプレゼントされるほか、公式Twitterや、公式コミュニティでは抽選で製品が当たるキャンペーンも実施している。詳細はキャンペーンページを参照のこと。

公式サイトでは、新生活応援キャンペーンを実施中。4月21日までの期間限定で、対象製品が最大50% OFFになるクーポンなどを配布している。