ニュース

DMMがアニメ制作会社設立。社長に元Production I.Gの黒木類氏

DMM.comは、アニメーション制作の新会社「CUE」(キュー)を設立したことを発表。代表取締役社長にはProduction I.G 元執行役員・制作部長の黒木類氏が就任した。

DMMでは2017年よりアニメーションレーベル「DMM pictures」として、アニメーション作品の企画開発や、ライセンスビジネス、製作委員会への参画を行なっていたが、「昨今の世界的なアニメ人気の高まりを受け、より高品質なアニメを提供できる環境を追求し、この度のアニメーション制作会社設立に至った」という。

CUEでは、クリエイターの思いを第一に、企画からマルチメディア展開まで一気通貫で手掛ける。「DMMが培ってきたエンタメ事業のノウハウと、新たに参画したプロデューサー陣の知見を活かし、既存の枠組みに囚われず、世界に轟くアニメーション作品とコンテンツ体験を提供してまいります」としている。

会社名は、アフレコ現場で行なわれるスタートの合図「Cue」と、ビリヤードでボールを突き出す棒の呼称「Cue」が由来。「CUEから生み出された作品がビリヤードのボールのように”ブレイク”されて世界中に広がっていくことを期待しています」とのこと。

CUEの本社所在地は、東京都港区六本木三丁目2番1号 住友不動産六本木グランドタワー24階。資本金は100万円。

代表取締役社長(CEO) 黒木類氏 コメント

いつもお世話になっている皆さん、そして初めてお会いする方々、私たちは常に変化するアニメーションビジネス環境に対応し、変化と挑戦を恐れずに、フィルムメーカーとしての自負と最大限の「面白い」を追求する志をもって、新しいスタートをきります。

今までに蓄積してきたクリエイティブのノウハウを活かし、国内外問わず、様々な国と人々に「面白い」を届けていきたいと思います。

我々は、自己革新を続けながら皆さんとともに成長できることを楽しみにしています。