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Campfire、デュアル振動板BAで進化“本流新モデル”「Solaris Stellar Horizon」
2023年4月21日 16:00
ミックスウェーブは、Campfire Audioの新イヤフォン「Solaris Stellar Horizon(ソラリス ステラホライゾン)」を4月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は339,800円前後。
様々な派生モデルを生み出してきた人気モデル「Solaris」。その本流にあたる新モデルがSolaris Stellar Horizon。新たに「デュアルダイヤフラムバランスド・アーマチュアドライバー」と、新しいドライバー処理技術「ラジアルベント」という「2つの革命的な内部コンポーネントの進化によって誕生した」という。
ドライバー構成は、低域用にカスタム10mm ADLCダイナミックドライバー + ラジアルベント、注意起用にカスタムデュアルダイヤフラムBA、高域用にカスタムデュアルダイヤフラムBA + T.A.E.C×2基を搭載する。
デュアルダイヤフラムBAドライバーは、出力向上と低歪化を実現するもので、ドライバーとしての小さなサイズを維持しながら、振動板の表面積を2倍にする事で、「より少ない電流でより高い出力を得られる」という。このドライバーをSolaris用に調整、カスタマイズしたものを、計3基搭載。「想定をはるかに超えるサウンドパフォーマンスを実現した」という。
低域用には新開発のラジアルベントと10mmのADLCダイナミックドライバーを搭載。ラジアルベントは、ドライバーを囲むように配置する事で、ドライバー周りの空間を物理的に増やし、「サウンドステージの表現力が高まり、ダイナミックドライバーの性能をより均一に発揮できる」というもの。低音だけでなく、Solarisのサウンド全体がより大きな音像を描けるようになり、「ホログラフィックのようなイメージングを生み出す」という。
筐体の形状は過去のSolarisに似ているが、素材はステンレススチールからの削り出しで、ブラッシュド加工を施している。また、サイズは今までのSolarisの中で最もコンパクトになった。
新しいフェイスプレートは抽象化された星図で、レーザーカットされたブラックのアクリルにゴールドのPVD加工された金属インレイを配置。
ケーブルは着脱可能で、MMCXを採用。Campfire Audioの新作ケーブル「Time Stream Cable」が付属。銀メッキ銅導体が透けるクリアなケーブルジャケットを採用。金メッキのメタルパーツをアクセントとしている。
3.5mm、2.5mm、4.4mm端子の3種類のケーブルが付属。さらに、レザーケース「Dimensional Folding Case」が付属。デュアルポケットのスペースを大きく確保し、マグネット式の留め具でケースをしっかりと閉じられるよう、片手でも扱いやすいデザインにもこだわったという。
パッケージはウッドボックスで、オーディオショーなどのイベントで使用されているディスプレイデザインがベースになっている。木材をレーザーカットし、3Dプリントでイヤフォンを持つ手を表現したディスプレイはイベントで好評であり、その体験をユーザーにも届けるため、このパッケージデザインにしたという。
再生周波数帯域は5Hz～20kHz、入力感度は94dB SPL@1kHz:9.145mVrms。インピーダンスは4.40Ω@1kHz。
