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Campfire Audio、“祭壇座”の名を冠した新イヤフォン「ARA」。ANDROMEDA/SOLARIS刷新
2020年7月17日 19:18
ミックスウェーブは、米Campfire Audioのイヤフォン「ARA」、「ANDROMEDA 2020」、「SOLARIS 2020」の3機種を7月22日に発売する。いずれも価格はオープンプライス。価格はARAが153,200円、ANDROMEDA 2020が129,300円、SOLARIS 2020が171,900円。ANDROMEDA 2020とSOLARIS 2020を対象としたキャッシュバックキャンペーンも実施する。
どの製品もCampfire Audioの新技術「ソリッドボディ設計」が採用されている。これは各ユニットに最適化されたアコースティックチェンバーやアコースティックチューブなどの内部パーツを、ひとつのパーツとして3Dプリンター成形するもの。より細かなチューニング制御が可能になり、可動部分も少なくなるため耐久性も向上するという。
音導管を使わず3Dプリンターで成形したアコースティックチャンバー(空気室)を使う「T.A.E.C(Tuned Acoustic Expansion Chamber)」技術も全機種に投入。各イヤフォンに搭載するドライバーも厳密な調整や試験を経たものだけが使用され、職人によって組み立てられる。
ARA
ARAは、神々と天体が同盟を結ぶ出会いの場を意味する「祭壇座(Altar)」にちなんだ名を冠する新モデル。7基のバランスド・アーマチュアユニット(BA)を搭載する。構成は低域用×4基、中域用×1基、高域用×2基の3ウェイで、再生周波数帯域は10Hz～26kHz。感度は94dB、インピーダンスは8.5Ω。
電子コンポーネントを使用せず各ユニットのパフォーマンスを調整する「クロスオーバーレス設計」を採用。筐体のボディ部分にはチタニウム、ノズル部分にはステンレススチールが使われている。
ケーブルは着脱式で、イヤフォン側端子にはベリリウム銅で加工されたMMCX端子が使われている。付属する「Smoky Litz Cable」は純銅銀メッキ導体を採用したケーブルで、長さは約120cm。入力端子は3.5mmのステレオミニ端子。イヤーピースはシリコン、フォーム、E-Typeの3種類が付属する。
付属ケースには新たにコルクが採用された。9年に1度コルクオークの木から収穫できるという樹皮が使われていて、心地よい手触りと耐久性を両立し、環境にも配慮したという。イヤフォン収納部の裏地にはクッション性の高い厚手のフェイクウールが使われている。
SOLARIS 2020
フラッグシップモデルに位置づけられるSOLARISは、これまでの特徴を維持しつつ「ソリッドボディ設計」などの投入により、より洗練されたサウンドに仕上がったという。また従来モデル比で20％のコンパクト化にも成功し、より装着しやすい筐体となった。
3つのBAと1つのA.D.L.Cコーテッド10mmダイナミックユニットを搭載したハイブリッド型。BAは中域用×1、高域用×2。低域/中域用にダイナミックユニット1基が割り当てられる。再生周波数帯域は5Hz～20kHz。入力感度は115dB、インピーダンスは15.5Ω。筐体ボディ部分はPVD処理アルミニウム、ノズル部分はステンレススチール。
ソリッドボディ設計とTAECの独自技術に加え、前モデル同様「Polarity Tuned Chamber」も搭載する。これはスピーカーにおけるキャビネットのように機能するチャンバー（空気室）に配置することで、ドライバーの音響特性を制御、本来のパフォーマンスを引き出す技術。
ケーブル周りの仕様はARAと同様。付属するケーブルもSmoky Litz Cableで変わらないが、ケーブル長は約122cmでARAよりも約2cm長い。こちらも3種類のイヤーピースとコルクを採用した新ケースが付属する。
ANDROMEDA 2020
Campfire Audioを代表するイヤフォンのANDROMEDAも、ソリッドボディ設計を採用したことで内部パーツが一体化。音響性能をさらに高めるべく、筐体内空間も細かく調整された。これにより、従来モデルと比べて明瞭さと解像度が向上、より洗練されたサウンドにアップデートされたという。
内部には5基のBAを搭載。構成は低域用×2基、中域用×1基、高域用×2基の3ウェイ。再生周波数帯域は10Hz～28kHz。感度は112.8dB、インピーダンスは12.8Ω。筐体のボディ部分はアルマイト加工処理アルミニウム、ノズル部分はステンレススチールが使われている。
こちらもケーブル周りの仕様はARAやSOLARIS 2020と同様。付属するケーブルの長さはARAと同じく約120cm。3種類のイヤーピースとコルクを採用した新ケースが付属する。
また、ミックスウェーブは期間内に国内正規販売代理店でSOLARIS 2020、ANDROMEDA 2020を購入し、同時にイヤフォン買取サービス利用した人全員に本体代金をキャッシュバックするキャンペーンも実施する。
対象期間は7月22～8月31日で、期間中に国内正規販売代理店で購入した新品のみがキャッシュバック対象。キャッシュバック額はSOLARIS 2020が15,000円(税込)、ANDROMEDA 2020が10,000円(税込)。買取機種の条件はないものの、ジャンク品などの取り扱いについては各販売代理店が取り決める。
キャッシュバックキャンペーンの対象店舗は以下のとおり。
【キャンペーン対象店舗】
e☆イヤホン WEB本店
e☆イヤホン 秋葉原店
e☆イヤホン 名古屋大須店
e☆イヤホン 大阪日本橋本店
e☆イヤホン 梅田EST店
フジヤエービック オンラインショップ
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