周防パトラこだわりイヤフォン「COTSUBU for ASMR -Patra Edition-」お渡し会レポ

final agブランドの完全ワイヤレスイヤフォン「COTSUBU for ASMR」と、ななしいんく所属のVTuber「周防パトラ」がコラボした「COTSUBU for ASMR -Patra Edition-」の発売を記念して、4月22日にfinal STOREにて製品お渡し会が実施された。

VTuberがお渡し会? どうやるの? と思いながら会場となったfinal STOREに到着すると、そこにはモニターとマイクが用意され、画面内に周防パトラさんが登場。お渡し会は1人30秒、周防パトラさん本人と会話したのちにコラボモデルを受け取る形で実施された。出口ではサプライズの特典として、サインとメッセージ入りのポストカードも配られた。

final STORE

お渡し会会場の様子

サプライズプレゼントも用意された

コラボモデルは、ASMR専用イヤフォンであるCOTSUBU for ASMRの基本性能を備えるほか、本体デザインは周防パトラ監修によるオリジナルカラーリングと、尻尾の形と「Patra」の文字を組み合わせたオリジナルマークが施されている。パッケージも本人のサインとマークが施された専用仕様となっている。

本体には周防パトラ録り下ろしの「囁きガイダンス音声」を14種類搭載。限定ASMR作品のダウンロードスペシャルカードも同梱される。

「COTSUBU for ASMR -Patra Edition-」

ユーザー目線で欲しい機能を追加した“Patra Edition”

COTSUBU for ASMRが発売された当初から購入し、愛用してきたというパトラさん。今回のコラボもパトラさん側から声をかけ、実現に至ったという。今回のお渡し会もパトラさんからの強い要望にfinal側が応えた形で実施された。

そんなパトラさんに、今回のコラボモデルに込めた思いや、普段配信/販売しているASMR音声へのこだわりを聞いた。

コラボモデルに搭載されたASMRモードについては、普段愛用している中で「あったらいいな」と思っていたポイントをパトラさんが提案したところ、ほかのユーザーからも求められていた機能であったことから、final側と意見が一致。そのままパトラさんがやりたいことを実現する形となった。

ASMRモードは本体を5回タップすることで切り替え可能で、タップ操作、バッテリー不足時の音声、電源オフの音声を無効にする。5回連続タップのみ操作を受け付け、通常モードに戻すこともできる。

この機能は、実際にCOTSUBU for ASMRを寝ホンとして使っているパトラさんが、寝返りした際に音声が止まってしまったり、アナウンス音声が思いのほか大きな音声で再生されて起こされてしまった経験を元に提案した機能になっている。

カラーリングやデザインは、「オタクっぽさがなく持ちやすいこと」「寝るときを意識した優しい色」の要素を重視。それを踏まえて、パトラさんのイメージカラーであるピンクをベースに決定。肌なじみの良いトーンで仕上げられており、男女問わず使いやすい色となっている。

今回のコラボモデルはCOTSUBU for ASMRの元々の良さに加えて、パトラさんの提案したASMRモードの新機能両方を味わってほしいという。「みんなが求めていた機能も入っているんじゃないかなと思うので注目してほしい」とのことだ。

目標は「海の底に沈めたい」。ASMRで非現実的な世界へ

配信部屋に実際にシャワーを導入してしまったり、炭酸水に沈む音など常に進化を続けるパトラさんのASMR配信は、「非現実的な世界につれていくこと」をテーマに日々研究しているという。目標は「海の底に沈めること」だが、深く沈んでいく音は怖く感じる音になってしまうため、なかなか実現が難しいという。

なお、最近では、頭を炭酸水で流す「炭酸泉」の音を開発。徐々に暑くなっていくこの時期にぴったりの炭酸の音に新しいバリエーションが加わるため、注目してほしいとのことだ。