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ホロライブ運営のカバー、国内最大級の新スタジオ設立

VTuber事務所「ホロライブプロダクション」を運営するカバーは11日、より高品質のコンテンツや次世代のエンターテイメントを提供するため、新スタジオを設立したことを発表した。スタジオ全体の面積はテニスコート約10面以上となっており、これは国内最大級の規模だという。

新スタジオは、約1年半を費やし、総工費27億円を投資して設立。最新鋭のモーションキャプチャー設備を構えるほか、クロマキースタジオやレコーディング設備も併設し、コンテンツに合わせた収録を、全て1フロアで行なえる。

これにより、従来のコンテンツの開発スピードや制作自由度を向上させるだけでなく、より緻密な表現や高品質なコンテンツ制作に昇華させることが可能としている。

新設されたモーションキャプチャースタジオは、最新のVICONカメラであるVALKYRIE(VK-26)をスタジオ全体で200台以上設置し、キャプチャー精度の向上のほか、繊細なモーションが撮影できる。このほか、コントロール周りでは最新のスイッチャーシステムを導入。熱源対策なども完備されている。

レコーディングスタジオは音楽業界標準の機器が導入。これにより、スタジオ内でのCD音源やボイス収録などが可能となった。スタジオの詳細については、今後カバーの公式noteにて公開を予定している。