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JMGO、3色レーザー光源搭載フルHDプロジェクタ。約14万円から

フルHDモデル「N1 Pro」と「N1」

日本ビジネス開発は、3色レーザー光源を採用したJMGOのプロジェクター新製品として、価格を抑えたフルHDモデル「N1 Pro」と「N1」事前登録受付を開始した。価格はN1 Proが195,360円、N1が138,160円。事前登録すると、予約期間に使える割引クーポンを特典として用意するという。

既報の通り、Android TVを搭載した家庭用プロジェクターとして日本初という、3色レーザー光源を搭載した4Kプロジェクター「N1 Ultra」は283,360円で、5月15日に発売された。N1 ProとN1は、その下位モデルとなる。

4Kプロジェクター「N1 Ultra」

N1 ProとN1はどちらもフルHDモデルで、N1 Proは0.47インチDMD、N1は0.33インチDMDを採用。光源はどちらも3色レーザーで、明るさはN1 Proが1,500CVIAルーメン、N1が800CVIAルーメン。CVIAは2023年に中国で生まれた新しい明るさの規格で、出力標記や技術要件、試験方法を統一したものになる。

どちらもレーザー光線により、1,600:1というコントラスト比を実現。多くのプロジェクターが蛍光体を使用していた緑光源に、純色の緑レーザーを採用することで、圧倒的な色域を実現したとする。HDRは、HDR10やHLGに対応。

垂直方向に135度、水平方向に360度回転するジンバル一体型の機構で、様々な場所から投写が可能。真上に向けて天井への投写もできる。なお、N1には水平の回転テーブルがないため、本体を持ち上げて角度調整する必要がある。

推奨投写サイズはN1 Proが100~120インチ、N1が80~100インチ。オートフォーカスや台形補正機能も供えている。スピーカーも搭載。OSはAndroid TV 11。入力端子として、HDMI 2.1を供え、入力端子数はN1 Proが2系統、N1が1系統。

外形寸法と重量は、N1 Proが203×241×236mm(幅×奥行き×高さ)で約4.5kg、N1が165×187×191mm(同)で約2kg。

DiXiM Play Android テレビ版がJMGO N1 Ultraに対応

発売を開始したJMGO N1 Ultraに、デジオンのテレビ番組視聴アプリ「DiXiM Play Android テレビ版」が対応した事も発表された。プロジェクターの大画面で、レコーダーで録画した番組を視聴できるようになる。

JMGO N1 Ultraに搭載されているGoogle Playストアから、DiXiM Play Android テレビ版をインストールする。アプリライセンスは、デジオンアプリライセンスストア「DiXiM Store」(定価1,650円)で販売しているが、発売を記念して、N1 Ultra到着後レビューを投稿したユーザー全員に、DiXiM Play Android テレビ版が無料で利用できるプレゼントコードが提供される。詳細はキャンペーン特設サイトを参照のこと。