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qdc、“強弱と定位に焦点を当てた”新チューニング限定イヤフォン「WHITE TIGER」

WHITE TIGER

アユートは、qdcが2022年寅年に発売した人気イヤフォン「TIGER」をベースに、コンセプトを変えて設計/チューニングしたリミテッドモデル「WHITE TIGER」(ホワイトタイガー)を7月14日に発売する。ユニバーサルタイプで、日本限定300台。価格は198,000円。

2022年発売のTIGERは、バランスドアーマチュア(BA)ドライバー×6基と、EST×2基の4ウェイ、片側8ドライバー構成で発売。「圧倒的サウンドステージとブランド初のチタンメタルシェルの採用で多くの人気を集めた」という。

新製品のWHITE TIGERは、ユニット構成はTIGERをベースとしながら、「音の強弱と音の定位に焦点を当てたチューニングで、TIGERとは異なるトーンに仕上げた」という。モニターイヤフォン「Studioシリーズ」のエッセンスも加えており、メタルノズルを採用している。

周波数特性は10Hz~70kHz。入力感度は105dB SPL/mW。インピーダンスは15Ω。

フェイスプレート&エッジ、シェルカラーなど随所にオリジナルデザインを採用。「白虎の美しさと力強さをイメージした」デザインになっているという。

耳への負担を軽くするため、チタンメタルシェルのTIGERとは異なり、樹脂製シェルに変更し、軽量化を実現。多くの耳型データを保有・研究するqdcならではのシェル形状と、付属のソフトフィットイヤーピースによって、「ユニバーサルIEMながらもカスタムIEMに匹敵するフィット感を実現した」とする。

ケーブルは、カスタムIEM 2pinコネクター(0.78mm)を採用。qdcが通常採用しているqdc 2pinコネクターではなく、リケーブルがしやすくなっている。

さらに、入力プラグ部分は、アンバランス接続とバランス接続が切り替えられる3in1マルチプラグを採用。ケーブルの導体には純銀と純銅を使用。WHITE TIGER のための特別なグレーカラーシースを採用し、本体との一体感と取り回しの良さを高めている。

フェイスプレートデザインにはMicaを使用。WHITE TIGERのために新規でデザインしたオリジナルロゴを採用している。パッケージは竹製ハンドメイドパッケージで、WHITE TIGERオリジナルロゴをマーキングした。

布製キャリングケースや2種類のイヤーピース、3.5mm to 6.3mm 変換プラグ、航空機内で使用するためのフライトアダプター、クリーニングツールなどが付属する。