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FiiO、デュアル構成の小型DACアンプ「KA5」に新色“White&Black”

KA5 White&Black

エミライは、FiiO Electronicsの小型DACアンプ「KA5」の新色「White&Black」を7月7日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,000円。従来のBlackと合わせて2色展開となる。

入力側にUSB-C、出力側に3.5mmステレオミニと4.4mmバランス端子を備えた小型DACアンプ。低消費電力でオーディオ特性に優れるCirrus Logic製DACチップ「CS43198」をデュアル構成で採用し、S/N比 128dB以上、THD+N 0.00037%未満、ノイズフロア 1.8uV未満を実現したフラッグシップモデルとしている。

最大768kHz/32bitのPCMとDSD256の再生に対応。歪みのないクリアーな音を実現するため、内部コンポーネントに無電解金メッキ仕上げを施した6層の基板や、超低ノイズのオーディオ用OPアンプを採用。フラッグシップモデルに相応しい高品位な再生を実現しながら、バランス出力時には最大265mW(32Ω負荷時)のパワフルな出力を発揮するとしている。

USB Audio Class 1.0と2.0の両方の規格に対応。マルチファンクションボタンを押しながら端末に接続することで、USB Audio Class 1.0規格での接続が行なえ、ゲームコンソール等のUSB Audio Class 2.0規格に対応しない端末でも再生できる。

筐体はアルミニウム合金による金属製フレームとガラスパネルを採用。OLEDディスプレイを備え、再生中のオーディオフォーマットや音量、ゲイン、デジタルフィルターといった設定内容を直感的に確認できる。

側面には物理ボタンを備え、音楽の再生/一時停止や設定変更の操作が可能。短押しと長押しのボタン動作が異なる2つの動作モードも用意しており、好みの方式を選択できる。

スマホアプリ「FiiO Control」と連携可能で、Androidデバイスからは、デバイス設定機能から、5種類のフィルターの選択、ゲインのHigh/Low切り替え、チャンネルバランス調整などが設定できる。

外形寸法は56.3×22×12mm。重量は約19g。USB-Cケーブル、USB-C to Lightningケーブル、USB-A to Cアダプタなどが付属する。