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「ミッション:インポッシブル」最新作、トムさま体張りすぎ舞台裏

7月21日公開「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.

今月21日より全国公開されるシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」。主演トム・クルーズの誕生日・7月3日に合わせ、低空ハイスピード飛行に挑む特別映像が公開された。

今回公開された映像は、険しい岸壁スレスレをトム・クルーズがハイスピードでパラシュートを操作し、巧みなバランス感覚で急降下していく“スピードフライング”撮影をとらえたメイキングシーン。

映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』特別映像"スピードフライング"

スピードフライングは、小型で高速のスピードグライダーやスカイダイビング用のパラシュートで、パラグライダーのように自らの足でテイクオフし、山肌をなめるように低空を猛スピードで滑空する非常にスリリングなスカイスポーツ。

シリーズ5作目「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」(2015)からタッグを組み、公私ともに強い信頼関係を築くクリストファー・マッカリー監督が達観した表情で「トムは限界を知らない」と言うように、世界中のファンが待ち望む最新作で今回もまた生死に関わるレベルのこの激しいスピードフライングを「美しく繊細なスポーツだ」とどこか嬉しそうに表現するトム。

マッカリーとスピードフライングのコーディネーターであるジョン・デボアが「非常に危険でもある。スカイダイビングとは似て非なるものだ。スカイダイビングは予測できるが、スピードフライングは違う。小さなパラシュートで山を急降下する。地上すれすれをだ、少しの横風も危険になる」と対照的なほど冷静に説明する。

7月21日公開「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」
(C)2023 PARAMOUNT PICTURES.

一見爽快感に満ちた光景とは裏腹に、当然リスクも最大級で、時速は80キロ以上にもおよび飛行中の一瞬の判断ミスで大ケガどころでは済まない可能性さえ秘めるアクションながら、一切怯むことなく、ただひたすらに“映画を楽しみにしている観客のため”、“より迫力のある映像のため”数年間に渡りトレーニングを続けて果敢にチャレンジするトムのさらなる進化が窺える。

「アクションはやるだけじゃない。課題はどうやって高速のトムを撮影するかだ。ヘリやドローンでは近づけないから、トムに装着する特別な装置を開発した。腰にカメラを付けヘリから操作する。とても美しい映像だが実際の撮影は恐怖だ」と、いかにこの凄まじさと迫力をスクリーンで映し出すかに余念のないマッカリーに、「ヘリがここなら僕はここだ。実際のアクションは天候次第なんだ。危険すぎるね(笑)」とトムも新たな撮影方法に興奮した様子も見せ、観ているだけで臨場感が伝わってくる飛行映像からは、トムがスターであり続ける理由すらも伝わってくる仕上がりとなっている。

“イーサン・ハントの日”に前作をIMAX 2D上映

「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」IMAXポスター

また、7月13日の“イーサン・ハントの日”を記念し、前作「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」が1日限定で、全国46劇場でIMAX 2D字幕版にて上映されることも決定した。

同日は、“13(イーサン)”にちなみ、日本で正式な記念日として制定されている。来場者には、最新作「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」の限定アートカードセット(2枚入り)を配布する。

上映時間、鑑賞料金、チケット販売スケジュール等は、各劇場のホームページを参照の事。

来場者特典の限定アートカードセット