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Aurex誕生50年、ロゴ変更。カセットテープをワイヤレスイヤフォンで再生
2023年7月19日 14:00
東芝エルイートレーディングは、オーディオブランド「Aurex(オーレックス)」誕生50年を機にリブランディングを実施。ロゴマークを変更したほか、AUREXに親しみのない若年層にも共感されるブランドへの進化を目指した第1弾製品として、カセット付きワイヤレススピーカー「AX-R10/AX-R10C」、「AX-T10」2機種と、ワイヤレスカセットプレーヤー「AX-W10/AX-W10C」を7月下旬に発売する。
いずれも価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「AX-R10/AX-R10C」が15,000円前後、「AX-T10」が15,000円前後、「AX-W10/AX-W10C」が8,000円前後。
リブランディングに伴い、ロゴデザインを刷新。「AUREXが提供する価値『心、躍る。』の感動(emotion)そのものを具現化したデザイン」としており、「音の波動」と「心の波動」をイコライザーをモチーフに表現。「新生AUREXの目指すべき姿を示している」という。色味は、長く愛されてきたAurexのブルーを継承しつつ、「心動かす感動=心のゆらぎ」をグラデーションで表現した。
ブランドスローガンを「心、躍る。」としたほか、AUREXのメインビジュアルも公開。Webサイトや家電量販店の店頭販促物で展開していくプロモーションに使うもので、若年層に人気のイラストレーター・pomodorosa氏と、アーティストのにしな氏の楽曲「東京マーブル」を採用している。
新製品では、カセットテープに注目。曲線的でスタイリッシュな外観デザインを採用した。
操作ボタンは、今までの大きな表示からシンプルでカラートーンを抑えたピクトグラムへと変更。「ノイズレスなデザインで、若年層に向けた新たなブランドイメージの醸成を図る」という。
シンプルでおしゃれなマット調のホワイトカラーを採用。AX-R10とAX-W10には、カセットテープのデザインがよく見えるクリアカラーも用意する。
カセット付きワイヤレススピーカー「AX-R10/AX-R10C」
AX-R10/AX-R10Cは、室内で音楽を聴くスタイルをイメージした製品で、6Wの高磁力モノラルスピーカーとパッシブラジエータを左右側面に配置。迫力のある重低音と良質な中高音質を再現できるという。
本体幅は145mmとコンパクトで、外観デザインはマットで滑らかな質感。AX-R10は、本体正面のカセット窓を小さく設計したスッキリ、シンプルな見た目。AX-R10Cは、カセット窓が大きく露出したクリアモデルで、カセットテープのデザインや回転する様子を見ながら音楽を聴くことができる。
スマートフォンからBluetooth受信した楽曲を再生するワイヤレススピーカー機能も搭載。手持ちのBluetooth対応ワイヤレスイヤフォンに、カセット音源をBluetooth送信する機能も備えている。
マイクも搭載し、録音も可能。電源は内蔵バッテリーを使用。USB-C経由で充電する。外形寸法は145×107×99.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は600g。
【お詫びと訂正】記事初出時、“バーチャルサラウンド機能も搭載”と記載しておりましたが誤りでした。AX-R10/AX-R10Cには搭載しておりません。お詫びして訂正します。(7月21日10時)
カセット付きワイヤレススピーカー「AX-T10」
屋外でアクティブに音楽を聴くスタイルをイメージしたカセット付きワイヤレススピーカー。5W+5Wの高磁力スピーカーを左右に配置したステレオタイプで、背面には大型パッシブラジエータを搭載。カセット音源をよりパワフルに再生できるという。
本体正面のフレーム内側には、LEDライティングを採用。7色に変化する光で空間の雰囲気を盛り上げる。Bluetooth送受信機能も備えている。
電源は内蔵バッテリーを使用。USB-C経由で充電する。外形寸法は231×70×100mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は660g。
ワイヤレスカセットプレーヤー「AX-W10/AX-W10C」
1980年代に多くのラインアップを展開していたポータブルカセットプレーヤー「Walky」のデザインを新たに現代風にアレンジ。カセット音楽をワイヤレスイヤフォンで聴くスタイルで、持ち運びにも優れ、気軽に屋外で音楽を楽しめるという。
外観デザインにもこだわり、カセット窓の小さいAX-W10と、カセット窓を大きく露出させたクリアモデルのAX-W10Cを展開する。
スライドスイッチで操作ができるバーチャルサラウンド機能も搭載。複数のスピーカーで再生したような音響効果を実現し、音場の広がりを豊かに再現する。
外形寸法は94×33×121.2mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は本体のみで200g。電源は単3電池×2本、もしくはUSB-C経由のDC5V。バッテリーは搭載していない。