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8ドライバー・ハイブリッド型の有線イヤフォン。約5.7万円

「AFUL Perfomer 8」

ECスタイルは、中国・AFULと代理店契約を結び、同ブランドの有線イヤフォンとしてドライバー8基のハイブリッド型「AFUL Perfomer 8」と、ドライバー5基のハイブリッド型「AFUL Perfomer 5」を、8月8日に発売する。どちらも価格はオープンプライス、店頭予想価格はPerfomer 8が57,200円前後、Perfomer 5が33,000円前後。

AFULは、2018年にスタートしたブランドで、2019年には斬新な回路トポロジーと音響構造を特徴とする最初のエンジニアリング・プロトタイプを製作。単一のBAドライバーで圧倒的なHiFiパフォーマンスを実現したという。

その後、2020年に第2世代の回路トポロジーと音響構造を開発すると、201年に同技術を製品化。2022年までに同ブランドのPerformerシリーズのイヤフォンは世界中で発売されている。

AFUL Perfomer 8

Perfomer 8は、AFULのフラッグシップモデル。低音域用に8mm径のバイオロジカルダイアフラムダイナミックドライバーを1基、低域用に2基のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバー、中域用にも2基のBA、高域用に3基のBAを搭載した、トータル8ドライバーのハイブリッド型イヤフォンとなっている。

高精度の3Dプリンターを使った音響管構造も特長で、物理的な周波数分割によってサウンド周波数レスポンスを調整。62.55mmの超長低域アコースティック・チューブにより、「低周波はより深く沈み込む低音域に到達する」という。高音域スムージングフィルターも備え、静電型ドライバーに近い高域の質感を実現し、高い再現性を実現したとのこと。

空気圧を緩和する技術も採用しており、長時間のリスニングで生じる疲労感や不快感を軽減する。抵抗とコンデンサーの数を限定して使用するRCL周波数分割補正技術も搭載。再生周波数帯域は5Hz~35kHz、インピーダンスは30Ω、感度は115dB@1kHz。

シェルは3Dプリント製で、フェイスプレートはハンドペイント仕上げ。アルミニウム箔パターンを何層にも重ねることで高級感あるデザインに仕上げている。付属ケーブルは高純度単結晶98線×4本銅銀メッキ仕上げで、プラグ形状は3.5mmステレオミニ。イヤフォン側は2pinコネクターを採用した。

イヤーピースは、超高音域をスムーズに伸ばせるようにソフトなシリコン素材を採用。楽器の正確な表現と優れた定位感を引き出すという。

AFUL Perfomer 5

「AFUL Perfomer 5」

低音用のダイナミックドライバー1基と、中音用、高音用に各2基ずつのBAドライバーを搭載した5ドライバー・ハイブリッド構成の有線イヤフォン。3Dプリント音響管構造や、空気圧を緩和する高減衰空気圧バランスシステム、自社開発のRLCネットワーク周波数分割技術なども盛り込んでいる。

再生周波数帯域は5Hz~35kHz、インピーダンスは35Ω、感度は110dB@1kHz。

フェイスプレートはハンドペイントで、アルミニウム箔を何層にも重ねることで高級感のあるデザインに仕上げている。イヤフォン側コネクタは0.78mm 2Pin、3.5mmステレオミニプラグのケーブルが付属する。