ニュース

oladance、外部ノイズ抑えるモード備えた耳掛けイヤフォン

「oladance OWS Pro」

OLADANCE AUDIOは、同社の最新技術を詰め込んだという耳掛け式完全ワイヤレスイヤフォンのフラッグシップモデル「oladance OWS Pro」を、8月21日に発売した。価格は34,800円。また発売中の「oladance OWS 1」を大幅にアップグレードした後継機「oladance OWS 2」も同日に発売した。価格は25,800円。

oladanceが開発したOWS(Open Wearable Stereo)とは、耳に挟み込んで装着する完全オープン型のイヤフォン。耳をふさがず、周囲の音も聞こえる使い勝手の良さや、圧迫感や閉塞感がなく、長時間使用しても疲れにくい設計が特徴で、周囲の環境に気を配りながら音楽を楽しめる。

oladance OWS Pro

フラッグシップモデルとなるOWS Proは、近年のチップ技術とアルゴリズムの進化により、音源間の位相関係を調整し、サウンドの外部への拡散を抑え、耳に入る音の細部の表現を向上させたという。同時にサウンドによる耳への負担にも考慮がなされた。

23×10mmの大型マルチマグネット構造の高解像度スピーカーを片耳2基ずつ搭載。柔軟な薄型振動板と組み合わせることで、サウンドの表現力と再現性を大幅に広げ、クリアな高音域と力強い低音域の再生を実現したという。第2世代の低音増強アルゴリズムや左右のイヤフォンでそれぞれ独立したパワーアンプチップも搭載している。

音漏れ防止機能も搭載しており、カスタマイズされたマイク配列と独自のアルゴリズムで音声の指向性を向上することで、音漏れを最小限に食い止めるため、静かな環境でも安心して利用できるという。

デザイン面では“メビウスの輪”をモチーフに加え、肌に優しい素材を光学多層膜コーティングすることにより、光沢あるセラミックの質感を再現。耳掛け部分には医療用液体シリコンを使用している。イヤフォン片側13.8gと軽量で、長時間の使用でも疲れにくく、人間工学デザインと柔軟なチタン製メモリーワイヤーを採用することで、外耳介に密着し、安定した装着感を実現したとのこと。

「oladance OWS Pro」ピンク

外部雑音の影響を抑制する独自開発のノイズ低減機能「集中モード」を利用できるほか、専用アプリから「迫力ある低音」や「クリアボイス」など3種類のプリセットから音質を選択可能。左右の音のバランスやタッチ操作の設定などもカスタマイズできる。

自社技術の「エネルギーロック」を搭載し、イヤフォン単体で最大16時間の連続再生ができる。ケース併用時は最大58時間。15分の充電で最大6時間使える急速充電にも対応する。充電端子はUSB Type-C。IPX4の防水仕様。

Bluetooth 5.3に準拠し、2台までのマルチポイント接続をサポートする。片側3マイクによる通話用のインテリジェントノイズキャンセリングも利用可能。外形寸法はイヤフォンが57×45×22.5mm、ケースが88×74×29mm。充電ケースの重さは73.6g。カラーバリエーションはブラック、ホワイト、シルバー、ピンク、グリーン。

oladance OWS 2

従来モデルからBluetoothバージョンが5.3にアップデートされ、マルチポイント接続をサポート。スマートフォンやタブレット、PCなど最大2台のデバイスに同時接続できるようになった。通常の充電ケース付属版に加え、Amazonでのみキャリーケース版も販売する。

自社技術の「エネルギーロック」を搭載し、連続駆動時間はイヤフォン単体で最大19時間、ケース併用で最大114時間。15分の充電で最大5.5時間使える急速充電にも対応する。充電端子はUSB Type-C。

16.5mm径のドライバーを搭載し、本体にはチタン合金メモリーワイヤーを採用。耳掛け部分には柔らかいシリコン素材が使われている。IPX4の防水仕様。

カラーバリエーションはオレンジ、ブルー、ホワイト、シルバー。外形寸法と重さはイヤフォンが59×36.4×25.1mm/12.8g(片側)、充電ケースが87×77×33mm/119g、キャリーケースが130×48×26.5mm/58.9g。