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4K放送録画にも使えるスティックSSD、8,800円から。アイ・オー製

スティック型SSD「SSPM-US」シリーズ

アイ・オー・データ機器は、テレビ番組の録画やPS5/PS4、PCデータの保存に使えるスティック型SSD「SSPM-US」シリーズを9月中旬より発売する。容量は500GB、1TB、2TBの3種類を用意。価格は8,800円から。

  • 500GB 「SSPM-US500K」 8,800円
  • 1TB  「SSPM-US1K」  13,200円
  • 2TB  「SSPM-US2K」  21,120円

片手で使えるスライド式コネクタを採用した、USB3.2 Gen2対応のスティック型SSD。同社はこれまでもスティック型SSDを展開しているが、一般的なデータ保存に加えて、SSPM-USでは初めて“放送番組の録画”に対応した。

テレビのUSB端子に接続し設定を行なえば、録画用ストレージとして動作。シングルやダブル録画、追いかけ・予約録画など、一般的なUSB HDDと同じように様々な録画機能が使用できる。

HDDと異なり回転機構が無いため録画中も動作音が無く、テレビのON/OFFに合わせて電源連動する機能も搭載。コンパクトかつバスパワー駆動のため、壁掛け・壁寄せテレビとの組み合わせにも最適とする。

4K放送番組の録画をサポートしているのもポイント。

スティック型SSD製品の中には4K放送に対応しない製品もあるが、「録画用HDDで培った安定・確実な記録のノウハウを生かし、2K、4K放送の録画にも最適なファームウェアにチューニングした」とのこと。なお、タイムシフトマシンなどの24時間録画には対応しない。

実機での動作確認を実施しているテレビは、レグザ(TVS REGZA)やアクオス(シャープ)、ブラビア(ソニー)、LG、ハイセンス、FUNAI、TCL、アイリスオーヤマ、maxzen。レコーダーはレグザ、ソニー、FUNAI。録画時間の目安は、500GBの場合で、地デジが約62時間、BSが約44時間、4Kが約32時間。

通常のデータ保存などの用途としては、WindowsパソコンやMac、Chromebookのほか、ゲーム機のPS4、PS4 Pro、PS5、PS5 DigitalEditionで利用できる。

500GB/1TBモデルではリード:600MB/s・ライト:500MB/s、2TBモデルではリード:1,000MB/s・ライト:800MB/sの高速データ転送を実現しており、高画質な画像や動画データなどの大容量データを素早く読み書き可能。米国国防総省制定「MIL-STD-810H」に準拠した落下試験をクリアする耐衝撃性能も備える。

コネクター収納時の外形寸法は、約23×68×9mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約14g。