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「Paramount＋」日本上陸。J:COM新配信サービスで視聴可能に
2023年9月20日 17:27
JCOMは、動画配信サービス「J:COMオンデマンド」「メガパック」をリニューアルし、専門チャンネルの人気コンテンツを追加した「J:COM STREAM」を10月4日に開始。また、12月1日よりサービス開始する「Paramount＋」の内容も楽しめるようになる。
J:COM LINK利用者向けのJ:COM TVのサービスとして、厳選した42の専門チャンネルに追加料金なしでJ:COM STREAMの内容も楽しめる「シン・スタンダード」も同日提供開始する。価格は月額6,074円。
なおシン・スタンダードは、J:COM LINK向けのサービスとなるため、旧型チューナーを利用しているユーザーを対象に、J:COM LINKへの交換を無料で行なうキャンペーンを実施。また、J:COM LINKを使用中で現在「J:COM TV スタンダード」を契約中のユーザーには、シン・スタンダードへの変更手数料を無料にする。
J:COM STREAMはメガパックの後継プランという立ち位置で、シン・スタンダード以外のプランにも追加する形で提供するが、J:COM STREAM単体でのプランは用意しないとのこと。また、従来のスタンダードも引き続き提供する。
なお、従来のスタンダードで視聴できる60の専門チャンネルから、チャンネル数が42に減ってしまうものの、Paramount＋も含めたJ:COM STREAMの配信コンテンツが追加されるため、コンテンツ数としては約1.5倍のボリュームになるとのこと。
Paramount＋コンテンツは順次拡大。人気のCBSドラマがいつでも楽しめる
Paramount＋は、世界45カ国で展開し、加入者は6,100万人を超えている動画配信サービス。日本では、独立したサービスとしてではなく、J:COM STREAMとWOWOWが提供する「WOWOWオンデマンド」に付随する形で提供する。
JCOM代表取締役社長の岩木陽一氏は、これまで連携してきたNetflixやDisney＋のように、独立したサービスがJ:COM LINKからアクセスできるようになるのではなく、JCOM STREAMの配信コンテンツの中にParamount＋の配信タイトルが表示されるため、従来のJ:COM TVサービスの内容からシームレスに楽しめると説明。
Paramount＋のコンテンツについても、従来も専門チャンネルの放送にて「CSI：科学捜査班」「NCIS～ネイビー犯罪捜査班」「FBI：特別捜査班」などのCBSドラマが人気を博していたが、これらの作品が放送時間に関係なく、配信でいつでも観たいときに楽しめるようになるのが強みとした。
またJ:COMでは、10月4日のJ:COM STREAMへのリニューアルに合わせて、Paramount＋の一部コンテンツを先行提供する。詳細な配信タイトルは明かされていないが、過去の名作や、CBSクライムドラマを揃えていく予定とのこと。
12月1日のサービス開始以降も他国で配信しているParamount＋と同じコンテンツを全て楽しめるようになるわけではなく、配信作品を順次拡大していく形になるとのこと。
同日配信開始される注目作品として、シルヴェスター・スタローン主演のドラマ「タルサ・キング」が挙げられた。マフィアの元幹部である主人公が辺境都市のタルサへ飛ばされ、異質な仲間達を集めながらタルサの地で上り詰めるクライムドラマ。
パラマウントのアジア事業及びストリーミング代表のキャサリン・パーク氏は、同作について、「数々の映画で活躍するシルヴェスター・スタローンの、ドラマ初出演作品であることにも注目してほしい」とコメントした。
