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ゼンハイザー、3万円を切る新ANCヘッドフォン「ACCENTUM Wireless」

「ACCENTUM Wireless」

Sonova Consumer Hearing Japanは、ゼンハイザーブランドの新ヘッドフォン「ACCENTUM Wireless」を11月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は29,920円前後。カラーバリエーションはブラックとホワイトを用意するが、ブラックが先に販売開始。ホワイトはその後の発売になる。

既発売のハイエンド「MOMENTUM 4 Wireless」に対して、ACCENTUM Wirelessはエントリーモデルと位置づけられている。

ドライバーは自社開発のダイナミック型で、サイズは37mm径。似た価格帯のHD450BTに採用しているドライバーをブラッシュアップしたものとなる。

アクティブノイズキャンセリング(ANC)機能も進化。HD450BTは、フィードバックタイプのANCだが、ACCENTUM Wirelessはフィードバック・フィードフォワードを組み合わせたハイブリッドANCになっている。外音取り込み機能も搭載。ヘッドフォンを外さずに会話ができる。

Bluetoothのコーデックは、SBC、AAC、aptXに加え、aptx HDの48kHz/24bitに対応。マルチポイント接続にも対応。デバイス間をシームレスに切り替えられ、最大2台までサポート。最大6台の機器とのペアリング履歴も記憶できる。

バッテリー持続時間の長さも特徴で、ノイズキャンセリング機能をONにした状態でも、50時間駆動できる。バックボリュームを搭載する事で、振動板を効率良く動かせるようになり、長時間再生を可能にした。

マイクは5個搭載。前述のANCで使っているほか、クリアな通話も可能にしたという。

快適な装着感も実現。専用のアプリを使うと、サウンドのイコライザー調整や、位置情報に基づいて、サウンド設定やANCのON/OFFを自動で切り替える事もできる。

パッケージのサステナビリティも重視。プラスチックは未使用で、マニュアルなどには再生紙を使っている。