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映画の背景音も楽しめる、曲面サウンド「ミライスピーカー・ステレオ」

ミライスピーカー・ステレオ

サウンドファンは、特許技術「曲面サウンド」を活用したミライスピーカーの新モデルとして、10月20日にステレオアンプ内蔵「ミライスピーカー・ステレオ」を発売する。価格は39,600円。

ミライスピーカー・ステレオ
ミライスピーカー・ステレオの使用イメージ

従来のスピーカーの振動板は円すい形だが、ミライスピーカーの振動板は、平板を湾曲させた形状となっている。この曲面振動板から発せられる曲面サウンドは、広く遠くまでハッキリとした音声を届けられ、言葉の「聞こえ」が困難な人をサポートするという。

平板を湾曲させた形状の曲面振動板
曲面サウンドと通常スピーカーの違い

この技術を採用した「ミライスピーカー」は、当初BtoBで展開し、空港や銀行などで採用された。2020年5月に一般家庭向けとして「ミライスピーカー・ホーム」を発売。現在では累計約20万台を販売している。

新モデルのミライスピーカー・ステレオは、内蔵したステレオアンプでテレビの言葉だけでなく音楽も聴き取りやすくなったという。横置きのシンプルなデザインが特徴。ユーザーの要望に応え、リモコン操作や光デジタルでの入力にも対応。3年以上の時間をかけて完成したという。

振動板全体から同時に音が出るため、指向性が広く、「部屋の中のどこにいても音が聞こえる」という。声の明瞭度や音声帯域の発音効率も高く、「音量を上げなくてもはっきり聞こえる」といった特徴があるとのこと。

内部構造

ステレオアンプ内蔵で、音楽や映画の背景音などの迫力も楽しめるようになったほか、曲面振動板とドライブユニットのハイブリッド構造のため、位相ずれや遅れが無いという。

付属のリモコンで、スピーカーから離れての操作が可能。ステレオミニのアナログ入力に加え、新たに光デジタル音声入力を備える事で、テレビとの光デジタル接続も可能になった。

外形寸法は542×160×87mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約1.7kg。付属のACアダプターは120g。

ミライスピーカー・ホームとの違い