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ソニー、4K液晶ブラビア「X90L」に55型追加。約28.6万円

X90Lシリーズ

ソニーは、4K液晶ブラビア「X90L」シリーズのラインナップに、55型「XRJ-55X90L」を追加し、11月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は286,000円前後。

X90Lシリーズは、認知特性プロセッサー「XR」により、ノイズ抑制処理が2022年モデルの「X90K」よりも向上。さらにLEDバックライトのピーク輝度や分割数を改善し、画質性能をアップデートしている。従来のラインナップは85型、75型、65型で、今回シリーズでは一番小さなサイズとして55型が登場することになった。

特徴は、ゲーム専用のユーザーインタフェース「ゲームメニュー」で、PlayStation 5などのゲーム信号を検知すると、ゲームのステータスや設定などのアシスト機能を集約したメニューが表示できる。

ゲームメニュー

画面を小さくして表示できる「画面サイズ調整」、シューティングゲームで活用できる中心点表示「クロスヘア」、暗部を持ち上げて視認性を高める「ブラックイコライザー」、プレイ画面のちらつきやカクツキを抑える「VRR」などを用意している。

4K/3,840×2,160ドットの倍速液晶パネルで、直下型LEDバックライトを搭載。HDR10、HLG、Dolby VisionのHDR規格もサポートする。

サウンドシステムは、画面下部のフルレンジスピーカーと背面上部・両サイドに設けたツイーターによる「アコースティックマルチオーディオ」(2.2ch/30W)。

ソニーのサウンドバーなどと接続した時に、テレビスピーカーをセンタースピーカーにする「アコースティックセンターシンク」、Atmos以外のコンテンツでも左右・高さ方向の3次元立体音響を生成する「3Dサラウンドアップスケーリング」などにも対応。Dolby Atmosもサポートする。

搭載チューナーは、BS4K/110度CS 4K×3、地上/BS/110度CS×3。別売の外付けHDDを接続すれば、2番組の同時録画も可能。放送視聴中の裏番組録画や2番組同時録画が行なえる。

OSは「Google TV」。独自のBRAVIA COREほか、NetflixやPrime Video、Hulu、Disney+、TVer、ABEMA、U-NEXT、Apple TV、YouTube、DAZNなどの各種映像配信サービスが楽しめる。Bluetooth式リモコンには「U-NEXT」「Netflix」「Hulu」「Prime Video」「ABEMA」「Disney+」「YouTube」の7つのダイレクトボタンを用意する。

リモコン

HDMI入力は4系統で、入力3・4がHDMI 2.1をサポート。4K120p入力や可変リフレッシュレートのVRR、自動低遅延モードのALLMに対応する。eARCは入力3のみ可能。PS5連携機能のオートHDRトーンマッピング、コンテンツ連動画質モードにも対応。XRプロセッサー搭載機は、4K120p入力時のフル解像度表示も行なえる。

HDMI以外の端子として、ビデオ入力(4極ミニ)、光デジタル音声出力、センタースピーカー入力、ヘッドフォン出力、USB、LANを備える。

スタンドをサウンドバースタイル(ハイポジション)にも変更可能。

消費電力は230Wで、待機時0.5W。年間消費電力量は167kWh/年。外形寸法は122.5×34.5×73.8cm(幅×奥行き×高さ/標準時)、122.5×34.5×77.8cm(同/サウンドバースタイル)。重量は17.7kg(スタンド含む)。

サウンドバースタイル(ハイポジション)