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aune audio初のヘッドフォン「AR5000」、634ears「MIROAK-II」の限定版も

AR5000

リアルアシストは、auneaudioブランドより、開放型オーバーヘッドフォン「AR5000」と、634earsブランドより、ダイナミックドライバーIEM「MIROAK-II Japan Limited」の取り扱いを開始する。「AR5000」は15日から発売で、店頭予想価格は46,900円前後。「MIROAK-II Japan Limited」は16日から発売で、店頭予想価格は52,800円前後。

なお、「MIROAK-II Japan Limited」のみ数量限定で、e-イヤホン、フジヤエービックでのみ取り扱い。数量非公開でなくなり次第販売終了。

AR5000

AR5000

ドライバーに、ドライバーに、新開発の50mmダイナミックドライバーを採用。多層分散振動板により、大型ドライバーによく見られるブレをなくしたことで周波数範囲全体で歪みを抑制し、高い透明性と40kHzまで無理なく再現できる周波数応答力を実現。複雑な音の細部を忠実に表現するという。

50mmオープンバック・/ダイナミックドライバー

新設計の音響サスペンションとエアフロ―スステムにより、振動版の動きの効率を向上し、ドライバー内の内圧と音波のバランスが取れ、深くて力強い低音と、落ち着いてダイナミックな演奏を表現するとのこと。

新設計の音響サスペンションとエアフロ―スステム

最適化された角度のドライバーパネルと、イヤーカップの構造により、空間認識性を向上。通常のヘッドフォンと比較して、垂直方向の音場とイメージングの品質を向上させたとのこと。イヤーカップのオープングリッドデザインとサイドベントの組み合わせにより、ドライバー後部の空気の流れのバランスが整い、サウンドの自然さと開放感がさらに広がるという。

最適化された角度のドライバーパネルとイヤーカップ

また、「同心円」装着調整システムと軽量設計により、優れた装着性を実現。ヘッドバンドは全体の曲率をミリ単位で調整でき、どんな頭の形にもフィットし、圧迫感や違和感を感じさせないという。イヤーカップは通気性のある低反発スポンジでできており、不快感を感じることなく長時間のリスニングが可能とのこと。

再生周波数帯域は、4Hz~41.8kHzで、インピーダンスは28Ω。ケーブルは1.5m OFC detachableを採用。

MIROAK-II Japan Limited

MIROAK-II Japan Limited

634earsのMIROAKシリーズとして、開発されたMIROAK-IIの限定版。ドライバーは10mmダイナミックドライバー。金属、樹脂、そしてバックパネルの木材を採用した筐体で、筐体設計や音の傾向を大きく変えて別モデルとしてリニューアルしている。また、低音もしっかり出して迫力あるダイナミック型らしさが楽しめるモデルだという。

通常の MIROAK-IIからの変更点は、リア筐体のボディ部分をABS樹脂からレジンへ変更し、背面部分の一部をステンレスへ変更。また筐体背面の木材をアフリカンパドゥクに変更した。これにより、硬さと強度が増し、振動版の反応が速くなったことでタイトな音になっている。しかしそれだけでは、ありがちなシャープで硬質でスリムな音になってしまうため、ドライバーのチューニングを変更し、ベースとなるMIROAK-IIのような太く力強い音と輪郭のあるタイトな音とのバランスを取ったという。

筐体の一部素材を変更

また、ドライバ―とフロント筐体内部にかかる圧力を弱くし MIROAK-IIより抜け感を持たせ、木材部分にアフリカンパドゥクを採用することで、木材特有の硬さと、適度な木材の密度の低さからなる明るく軽やかな音色を再現しているとのこと。

MIROAK-II は音色は少し暗めで密閉感がありボリュームのあるリッチな中低域が特長だが、そのぶん音の明るさや音色の軽やかさ抜けの良さなどはそれほど感じられなかったという。今回の限定版の MIROAK-II(JAPAN)はその部分を改良し、低域や最低域は少し弱まるものの音の明るさや抜け感、軽やかさなど全体のバランスを取った音になっているとのこと。