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Apple TVアプリ、より簡単に検索・視聴できるUIに。tvOS 17.2も登場

「Apple TVアプリ」のUIが刷新された

アップルは12月12日、iPhoneやiPad、Apple TVで利用できる「Apple TVアプリ」について、より簡単に検索でき、Appleのオリジナルシリーズや映画、スポーツの生中継などを視聴できるようにインターフェイスを刷新した。またApple TV 4K/HD向けの新OS「tvOS 17.2」の配信もスタートしている。

新しいサイドバーには「Apple TV+」や「MLS Season Pass」に加え、「Disney+」など接続したアプリなどが表示される。画像はiPad版アプリのスクリーンショット

簡素化されたインターフェイスの新しいサイドバーでは、Appleオリジナルシリーズが視聴できる「Apple TV+」、メジャーリーグサッカーを楽しめる「MLS Season Pass」、映画の購入・レンタルができる「ストア」、Disney+などユーザーがすでに契約している動画配信アプリ、チャンネルに素早くアクセスできるショートカットなどが表示される。

サイドバーには「ホーム」も導入されており、「新着テレビ番組&映画」や「For You」、「トップチャート」などのコレクションが用意されている。「チャンネル&アプリ」セクションには、Disney+やPrime Video、ABEMA、バンダイチャンネル、FODなどApple TVアプリと連携可能なアプリが表示されている。

Apple TV 4K/HDではサイドバーからユーザーを素早く変更可能
iPhone/iPadのiTunes Storeアプリ内の映画タブには「iTunes映画と購入したアイテムは移動しました」と案内が表示される。画像はiPad版アプリのスクリーンショット

またApple TV 4K/HDには、サイドバーにプロフィールが表示され、ユーザーを素早く切り替えられる。あわせて、iPhoneとiPadのiTunes Storeアプリ内の映画タブ、Apple TV 4K/HDのiTunes映画アプリは、Apple TVアプリにリダイレクトされるようになった。

12日から提供開始となったtvOS 17.2では、FaceTimeやSharePlay、対応アプリ内での音声検索といった機能追加、パフォーマンスと安定性改善も行なわれている。このうちSharePlayでは、同機能利用中もDolby AtmosとDolby Digitalといったサラウンド・サウンドフォーマットを利用できるようになっている。