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ファンレスになった新型Apple TV 4K。HDR10+対応
2022年10月19日 00:32
アップルは、A15 Bionicチップを搭載した新型Apple TV 4Kを発表した。Wi-Fiに対応した64GBモデル、Wi-Fiに加え有線LANとメッシュネットワークプロトコル「Thread」に対応した128GBモデルの2種類を用意し、価格はWi-Fiモデルが19,800円、Wi-Fi+ Ethernetモデルが23,800円。11月4日発売で、すでに予約も受け付けている。
CPUパフォーマンスが前世代比で最大50%高速化され、「さらにすばやい反応、より高速なナビゲーション、一段ときびきびとしたUIアニメーションを実現する」という。GPUパフォーマンスは前世代比最大30%高速で、ゲームプレイもスムーズになった。A15 Bionic採用で効率が向上したため、内部ファンが不要となり、筐体は一層コンパクトなデザインとなった。
HDR規格では、Dolby Visionに加え、HDR10+にも対応。ユーザーはDolby Atmos、Dolby Digital 7.1または5.1のサラウンドサウンドで、臨場感あるホームシアター体験が楽しめる。
付属リモコン「Siri Remote」はデザインと機能は前世代と変わっていないが、充電端子がLightningからUSB-Cに変更された。このSiri Remoteは9,380円(税別)で単体販売されており、Apple TV 4K、Apple TV HD全世代で使用できる。
OSにはtvOS 16を搭載。Siriのアップデートにより、これまでよりも簡単に声を使ってApple TVをコントロールできる。Siriはデザインも一新された。スマートホームデバイスのハブとしても利用可能。Wi-Fi+ EthernetモデルではThreadをサポートしたことで、Threadベースのスマートホームデバイスに確実かつ、安全に接続できる。
環境にも配慮されており、使用電力は前世代より約30%低減。またApple TVとして初めて、複数のプリント基板のメッキに100パーセント再生金を使用し、基板のはんだ付けにも100パーセント再生スズが使用されている。そのほか、熱モジュールには80%、Siri Remoteの筐体には100%再生アルミニウムが使われている。
外形寸法は93×93×31mm(幅×奥行き×高さ)、重さはWi-Fiモデルが208g、Wi-Fi+ Ethernetモデルが214g。Siri Remoteの外形寸法は136×35×9.25mm(縦×横×厚み)、重さは66g。
