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ティアックがエソテリックを吸収合併。エソテリック、ティアックブランド両ブランドのオーディオ事業強化

ティアックは22日に開催された取締役会で、完全子会社のエソテリックを、2024年4月1日を効力発生日(予定)として吸収合併する事を決定した。子会社としてのエソテリックは解散となるが、プレミアムオーディオ事業における営業体制、製品の企画開発力など経営資源の強化を行ない、エソテリックブランドの製品も継続して開発される。合併後もエソテリックの保守サービスやカスタマーリレーションは、ティアックが継続して提供するという。

【追記】追加取材によって得られた情報を追記しました。(12月28日)

ティアックは、2025年3月期を最終年度とする「B-7030中期経営計画」の達成と以降の事業成長に向け、プレミアムオーディオ事業における営業体制、製品の企画開発力など経営資源の一層の強化と、意思決定の迅速化を図っており、「輸入取り扱いブランド製品を含め多様なニーズにお応えするオーディオ製品の提供を目指して、合併を実施することといたしました」と説明。

引き続きティアックのプレミアムオーディオ事業は、「日本のハイエンドオーディオを代表するブランドとして、プレミアムな音楽体験の最高水準での提供を実現していく」としている。なお、完全子会社との合併であるため、合併による株式の割当てなど、対価の交付などは無いという。