ニュース
進化した、“叫んでも声が漏れない”防音マイク。Shiftall「mutalk 2」
2024年1月8日 11:24
Shiftallは、自分の声を周りに聞こえにくくし、同時に周囲の騒音がマイクに入りづらくする、PC/スマホ両対応のワイヤレス防音マイク「mutalk 2」を発表。8日から予約受付を開始した。価格は19,900円で、発送開始予定日は5月の予定。製品のプロトタイプは米ラスベガスで開催される「CES 2024」の「CES Unveiled」で披露される。
従来モデル「mutalk」で好評だった防音性能はそのままに、マイクや通信チップなどを刷新。内部構造を改良することで高音質化を実現。呼吸がしやすい通常のマウスパッドだけでなく、昨年11月に予約を開始した「ノーズカバーマウスパッド」も同梱し、より自然な声になったという。
静かなオフィス、コワーキングスペース、カフェや新幹線などでWeb会議をすると、周りに迷惑をかけたり、情報漏洩のおそれがある。メタバースやオンラインゲームでボイスチャットをしているときに、ヒートアップして大声になって家族に迷惑をかける……などのシーンで効果を発揮。「持ち運べる防音室のように活用できる」という。
mutalkからの進化点として、専用通信ドングルを採用。従来のBluetooth接続時と比較して、ワイヤレス接続時でも遅延を低減(音声出力約20ms/マイク入力40ms)、音声入出力の高ビットレート化に対応。
さらに、mutalk 2ではUSBの有線接続にも対応。専用通信ドングルと同等の低遅延、高ビットレートを実現した。Bluetooth通信にも引き続き対応しているので、スマートフォンとPCを切り替えて使うなど、使い勝手も向上したという。
新型マイクと新たな構造により、低音までしっかりと集音。長時間利用時、呼気由来の湿気が音質に与える影響も低減している。さらに、標準同梱するノーズカバーマウスパッドは口に加えて鼻からの音も取り込めるため、鼻声になることを防ぎ、自然な声を実現した。
2台までのマルチポイント接続にも対応。パソコンで会議中にスマートフォンにかかってきた電話を取ることもできる。
ヘルムホルツ共鳴器の原理を利用しており、小型ながら大幅な消音効果を実現。「静かなカフェ程度の騒音環境で電話会議を行なった場合、すぐ隣の席に座っていても、何を話しているのか聞き取れないレベルに減音される」という。「叫び声」などの高音域(1,600Hz~2,000Hz)帯では、-30dBを超える消音効果を発揮する。
机に底面を下に向けて置くことで、自動でミュートになる機能を搭載。話すときに口につければ自動でミュートが解除され、すぐに話せる。自動ミュート機能はオフにすることも可能。
本体下部に3.5mmミニプラグのイヤフォン接続端子を装備。スマートフォンでの利用が可能。PCと接続した際も、同様の接続でワイヤレス・ヘッドセットとして使用できる。
オンラインゲーム、VRなどの利用を想定し、脱着可能なヘッドバンドを同梱する。
マウスパッドは特徴の違う2種類が付属。通常のマウスパッドは鼻を覆わないタイプで、呼吸がしやすいのが特徴。激しく身体を動かすVRゲームや、大声を張り上げる配信といった使い方で威力を発揮する。一方で、鼻から出る音を拾わないため、普段の話し声とは若干違った印象(鼻声気味)に聞こえる。
「ノーズカバーマウスパッド」は口だけでなく鼻まで覆う構造のため、鼻声のようにならず、一般的なマイクと同様の、自然な声になる。
口と接触するマウスパッドと、唾液の飛沫を受ける吸湿クッションは脱着可能で、マウスパッド、ノーズカバーマウスパッド、吸湿クッションはすべて脱着・水洗い可能。
mutalk 2買い替えキャンペーンも
mutalk 2の発表を記念し、mutalk 2の優待販売キャンペーンを実施する。期間は2024年2月11日23時59分まで。
「Shiftallストアで2024年1月7日までにmutalkを購入」、もしくは「Shiftallストアで2024年1月7日までにmutalkとノーズカバーマウスパッドを購入」した人が対象。
対象のユーザーにはShiftallストアから8日にメールが送付され、記載されているクーポンコードをmutalk 2の予約購入画面で表示されるコード入力欄に入力すると、販売価格から3,000円割り引きする。mutalkだけでなくノーズカバーマウスパッドも過去に購入した場合は、販売価格から4,000円割り引きで予約購入がかヌオ。
動作時間は約10時間。外形寸法は123×67×107.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は本体のみで188g。