純金メッキの限定DAP「A&ultima SP3000 Gold」、新たな発売日は2月10日

A&ultima SP3000 Gold

アユートは、Astell&KernのDAP「A&ultima SP3000 Gold」の新たな発売日を、2月10日に決定した。当初は1月20日発売予定だったが、在庫の一部パッケージに不備が見つかり、延期されていた。限定生産500台で、価格は799,980円。

世界中のオーディオファンやメディアから賞賛されたという「A&ultima SP3000」の成功を記念して、人類史上もっとも貴重な金属である金を使用した記念碑的なリミテッドエディションと位置づける。SP3000で初採用されたStainless Steel 904Lに、24K純金メッキを施すことで「最高峰のサウンドを極めて贅沢で価値あるものとして表現している」という。

最高純度の24K金は硬度が低く、取り扱いが難しいため、宝飾品よりもはるかに面積の大きいSP3000に使用するには、非常に緻密な工程と作業が必要となる。そこでAstell&Kernでは、妥協せずに最高品質を提供するべく、単なる表面処理ではなく、純金メッキ(メッキ厚0.5um±20％)のウェットプロセスを採用。SUS 904L素材と純金メッキをより際立たせるために、まずニッケルメッキを施してから24K純金メッキを施し、さらにAFコーティングをすることで表面を硬化させている。

このA&ultima SP3000 Goldには特別なリアルレザーケースが付属し、特別なパッケージで届けられる。

ベースモデルのSP3000は、開発初期段階から旭化成エレクトロニクス(AKM)と共同でDAC部における妥協のない回路構造を模索。プレミアムデジタルデータコンバーター「AK4191EQ」2基と、AKM最新フラッグシップDAC「AK4499EX」を4基使用している。

デジタル信号処理とアナログ信号処理を完全に分離した「HEXAオーディオ回路構造」を搭載し、バランス出力とアンバランス出力をスイッチの使用なしで完全に分離、独立させた「デュアルオーディオ回路」を搭載。「かつて無い圧倒的なSN比の実現とピュアなサウンドを再現可能にした」という。