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AK究極DAP“ラストバリエーション”「SP3000 Platinum」
2024年8月2日 11:00
アユートは、Astell&Kernの最上位ポータブルオーディオプレーヤー「A&ultima SP3000」の限定生産バリエーションモデルとして、ハウジングに高級貴金属のプラチナコートを施し、コードバン(CORDOVAN)レザーケースを付属した「A&ultima SP3000 Platinum Coated 904L Stainless Steel(A&ultima SP3000 Platinum)」を、8月10日に発売する。価格は770,000円。
フラッグシップラインのA&ultimaシリーズ第 5弾モデルで、現行最上位モデルである「SP3000」のラストバリエーションモデルで、限定生産台数は300台。
SUS 904Lのハウジングに自然な白い輝きで高級貴金属として人気が高く、ホワイトゴールドとも呼ばれるプラチナのコーティングを施した。PVD技術を利用したコーティングで、高級な真空チャンバーを使って真空状態を作り出し、プラチナ金属を高温で気化させてプラズマと呼ばれるイオン化ガスを形成。904Lステンレスの表面を均一にコーティングするという、非常に精密なプロセスで行なわれている。指紋を防止するAFコーティングも実施。
そんなプラチナの輝きをより際立たせるべく、もっとも高級なレザーのひとつであるコードバン(CORDOVAN)のケースが付属する。日本のコードバンなめし工場で生産された“革のダイヤモンド”と呼ばれる馬の臀部の革を使用し、「馬の臀部のガラス質の緻密な層からなめされるこの革は、まるでコーティングを施したような艶やかな仕上がりで、他の革にはない美しさと抜群の耐久性を誇る」とのこと。
あわせてパッケージもプレミアムパッケージを採用した。
搭載DACや対応サンプリングレートなどの基本スペックは、従来のSP3000と同じだが、重さのみ異なっており、SP3000 Platinumは約494gとなっている。
ベースモデルのSP3000は「Luxury Meets Innovation」をスローガンに掲げて誕生した、Astell&Kern究極のフラッグシップモデル。
開発初期段階から旭化成エレクトロニクス(AKM)と共同で、DAC部における妥協のない回路構造を模索。その結果、「AK4191EQ」2基と、AKM最新フラッグシップDAC「AK4499EX」4基を使用し、デジタル信号処理とアナログ信号処理を完全に分離した、世界初の「HEXA オーディオ回路構造」を搭載。
さらにHEXAオーディオ回路構造によってバランス出力とアンバランス出力を、スイッチの使用せずに完全に分離・独立させた「デュアルオーディオ回路」も採用し、「かつて無い圧倒的なSN比の実現とピュアなサウンドを再現可能」という。
ヘッドフォンでスピーカーに近い音像を実現するというクロスフィード機能も搭載した。CPUはオクタコアのSnapdragon 6125。最新ユーザーインターフェースにより、操作性にも優れるという。
DAPとしては、PCM 768KHz/32bit、DSD 512、MQAのネイティブ再生に対応。リアルタイムアップサンプリング機能やクロスフィード機能の搭載、Open APKによるストリーミングサービスアプリのインストールもできる。Roon Ready対応となる。
出力端子は3.5mm 3極アンバランス、2.5mm 4極バランス、4.4mm 5極バランスを装備。3.5mmは、光デジタル出力も兼ねる。USB DAC機能や、Bluetoothレシーバー機能なども備え、Bluetooth伝送では、aptX HD/LDACコーデックもサポートしている。
