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野村ケンジ監修第4弾、ハイブリッドのインナーイヤー型イヤフォン「秋 -Aki-」

「秋 -Aki-」

ベタベタは、野村ケンジ氏監修イヤフォン第4弾であり、自社ブランド・Initial Aとして初のダイナミックドライバーとバランスドアーマチュアを搭載した「秋 -Aki-」を2月16日18時から、Campfireで先行販売する。標準モデルの一般販売価格は16,800円、ORBのケーブル「Clear force Light MMCX 3.5/4.4φ」とのセットモデルが26,700円だが、先行販売では標準モデルの超早割が10人限定で12,600円、早割が20人限定で13,440円など、低価格なプランを限定で用意する。カラー展開はゴールド/ブラック。

「秋 -Aki-」
ORBのケーブル「Clear force Light MMCX 3.5/4.4φ」とのセットモデルも用意

「深く迫力溢れるサウンドを生み出す」という低音域用の10mmダイナミックドライバーを搭載。中高音域にはBAドライバーを使用しており、「クリアで精緻なサウンドを提供。ボーカルや楽器の微細なニュアンスが際立ち、音楽の表現力が向上する」という。

ハイブリッド構成により、ダイナミックドライバーとBAドライバーの各々の得意領域を引き出し、全体としてバランスの取れたサウンドを実現。幅広い音楽ジャンルに対応し、臨場感あふれる音楽体験を提供する。

なお「秋」の名前の由来は、「Akiさんという#オトモノコミュニティメンバーの名前からいただいている」とのこと。

音響特性にも優れた銅でできたハウジングと、1つ1つ違う柄の天然貝を組み合わせた美しい筐体を採用。インピーダンスは32Ω±15%。出力音圧レベルは94±3dB at 1KHz。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。ケーブル長は1.4m。

オーディオ評論家の野村ケンジ氏による製品レビュー

BAと10mmのダイナミック型ドライバーのハイブリッド構成をもつインナーイヤー型という、ユニークな構造を持つ製品だけあって、そのサウンドも特徴的。端的にいえば“高音質ドンシャリ”とも表現できるサウンドバランスですが、近距離に設置されたダイナミック型が奏でる低音がディープなこと、さらに近距離に置かれたBAがキレよくスピード感溢れる表現を持ち合わせているので、メリハリのよいダイレクトなサウンドを楽しませてくれます。

結果として、HipHopやクラブミュージックなどの現代音楽とベストマッチ。さらに、意外にもクラシックとの相性も悪くありませんでした。

また、音がダイレクトに伝わる製品なので、ケーブルの特徴やプレーヤー(DAPやスティック型DACアンプなど)の音色傾向もしっかり把握できる傾向も持ち合わせています。そのため、ある程度は音質のよい組み合わせで聴くことも、オススメしたいところです。

今回のクラファンでは、ORB社製ケーブル「Clear force Light MMCX」とのセットがオススメ。クセのない素直な表現が特徴の「Clear force Light MMCX」によって、「秋-Aki-」ならではのサウンドが存分に楽しめるようになります。プレーヤー(またはアンプ)側の端子は3.5φと4.4φの2つが選べますので、環境によってチョイスしてください。

実は、テストの段階でいくつかのORBケーブルで試聴、結果としては「CelesWal forceC4」との相性がベストにも感じられました。今回のラインアップでは用意されていないため、興味がある方は後人的に組み合わせてチェックしてみてください。