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専用開発した骨伝導ドライバ採用のハイブリッドイヤフォン

「DunmerPro4」

リアルアシストは、Tipsyより片側4ドライバーの有線イヤフォン「DunmerPro4」と、BGVPより片側10ドライバーの有線イヤフォン「NS10」を、2月23日に発売する。価格はDunmerPro4が53,800円、NS10が29,900円。

Tipsy「DunmerPro4」

発売済みの有線イヤフォン「DunmerPro」のバランスド・アーマチュア(BA)ドライバー×2基+ダイナミックドライバー×1基に、パッシブ・ボレット型真鍮骨伝導ドライバー(BC)×1基を追加したモデル。「新開発の骨伝導ドライバーに超低域や空気感、艶感を担当させ、TipsyBASSと呼ばれるTipsy独自の低域をさらに進化させた」という。

ダイナミックドライバーは、チタンコーティング複合ダイアフラムとデュアルマグネット+デュアルキャビティ構造に進化。BAドライバーに従来の高域だけでなく超高域までしっかりの表現させることに注力するチューニングも施されている。

骨伝導ドライバーは、DunmerPro4のために共同開発したもので、特許取得済みのシェル内音響構造により、低域の量感と質感、迫力を高め、反響音も明瞭でナチュラルに再現するという。

これまでTipsyは、カスタムIEMとユニバーサルIEMのDunmerシリーズで「かなり違う味付け」を施し、その役割をはっきりと分けたブランディングを行なっていたが「このDunmerPro4はその垣根を超える存在と位置づけられている」とのこと。

再生周波数帯域は20Hz~20kHz、インピーダンスは34Ω@1kHz、感度は96dB@1kHz。

イヤフォン側コネクタは0.78mm 2Pin仕様で、付属ケーブルは単結晶銅+シルバープレイテッドで、3.5mmステレオミニ仕様と4.4mmバランス仕様の計2本が付属する。4.4mmバランスケーブルが付属するのは日本向け仕様とのこと。

BGVP「NS10」

「NS10」

イヤフォン片側にBA×8基+ダイナミックドライバー×2基を搭載した片側10ドライバーの有線イヤフォン。「Sonion2300」や「Knowles RAF」といったBAドライバ^―tや、同軸デュアル・ダイナミックドライバーを独自の4チャンネル・3ウェイクロスオーバーシステムによってコントロールしている。

フィルターチューニング機構も搭載しており、3つの取外し可能なノズルフィルターを交換することで、好みのサウンドにチューニングすることができる。

再生周波数帯域は20Hz~40kHz、インピーダンスは12Ω、感度は110dB。シェルはアルミ合金削り出しで、第五世代DLP方式3Dプリンターダンピング構造を採用している。

ケーブルにスイッチング式ジャックを採用し、3.5mmアンバランスと2.5mmバランス、4.4mmバランスを利用シーンにあわせて付け替えられる。イヤフォン側コネクタはMMCXで、ケーブルは6NOCC銀メッキ。

スイッチング式ジャックを採用