ニュース

LG、マイクロレンズアレイ搭載の有機EL 39型湾曲シネスコモニタ

有機ELディスプレイ「39GS95QE-B」

LGエレクトロニクス・ジャパンは、ゲーミング向けブランド・UltraGearの新製品として、39型で湾曲シネスコ画面の有機ELディスプレイ「39GS95QE-B」の先行予約販売を開始した。直販価格は239,800円だが、22日13時時点では、先行予約販売限定特価203,000円で販売している。

39型サイズ・21:9アスペクト比の湾曲有機ELパネルを採用した、ゲーミング向けモデル。画面解像度はUWQHD/3,440×1,440ピクセルで、一般的な16:9画面よりも133%横に長いシネスコサイズ。曲率は800R(半径80cm)となっており、まるで包み込まれるような臨場感が得られる。パネル表面は、低反射のアンチグレア。

LGテレビのフラッグシップモデル「G3」でも採用する、マイクロレンズアレイ技術を搭載した最新の有機ELパネルで、従来(2023年OLEDモデル)より輝度が30%向上。標準輝度275cd/m2・ピーク輝度1,300cd/m2(APL 1.5%)を実現したほか、DCI-P3色域も98.5%をカバー。VESA認証のDisplayHDR True Black 400を取得した。

240Hzの高リフレッシュレートをサポート。応答速度も0.03ms(GTG)をマークし、モーションブラー(ぼやけ、ブレ)をほとんど感じさせないクッキリとした表示を提供。パネルの応答速度性能を表す、VESA策定指標「VESA ClearMR」の最高クラスとなるClearMR13000も取得しているという。

ゲーム用の表示機能としては、遅延を最小に抑える「DAS(Dynamic Action Sync)モード」、暗部の視認性を向上させる「ブラックスタビライザー」、画面中央に十字マークを表示する「クロスヘア」、フレームレートを表示する「FPSカウンター」を備えた。

入力端子部

HDMI×2、DisplayPort v1.4×1のほか、USBダウンストリーム×2、USBアップストリーム×1を搭載。DTS Headphone:X対応の4極ヘッドフォン出力、マイク入力も用意する。

スイーベルは左右10度で、チルトは後ろ15度・前10度。スタンド部の高さ調整は最大120mm。スタンドを含む外形寸法は、888×310×491~611mm(幅×奥行き×高さ)。重量は10.4kg。