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日本エイサー、34型湾曲シネスコ有機ELディスプレイ。約17万円

日本エイサーは、ゲーミングブランドPredatorの新製品として、34型で湾曲シネスコ画面の有機ELディスプレイ「X34Vbmiiphuzx」を19日より発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は169,800円前後。

Predator X34 V | OLED ゲーミングモニター | 21:9 | UWQHD(3440×1440) | 1800R 湾曲 | 高速IPS | 34" | 175Hz

34型サイズの湾曲有機ELパネルを採用した、ゲーミング向けモデル。画面解像度は、UWQHD/3,440×1,440ドット。有機ELパネルによる高いコントラストと輝度、上下左右178度の広い視野角、鮮やかな色域を実現しており、「リアルな黒、より少ないモーションブラー、より速い応答速度でHDR画質を楽しめる」という。

輝度は標準時で250cd/m2、ピーク時で1,000cd/m2。焼き付き対策としては、画面の均一性を調整する「イメージリテンションリフレッシュ機能」を搭載した。

表示色は、約10億7,000万色(10bit)。8ビットのディスプレイよりも64倍もの色数を実現することで、画像をより本物らしくリアルに表示する。色再現性は、DCI-P3カバー率で99%、色精度の基準指標となるDelta Eは2以下を達成。

さらにVESAが定める「DisplayHDR 400 True Black」に準拠。ビデオ編集者やグラフィックデザイナー、アニメーションデザイナーなど、色が重要なプロジェクトに従事するクリエイターにも最適としている。

曲率1,800Rの湾曲型ディスプレイにより、スクリーン全体が視界に入りやすいのも特徴。画面がユーザーを包み込むようになっているため、没入感のある映像でゲームを楽しめる。対応リフレッシュレートは最大175Hzで、0.1ms(GTG)の応答速度も備えた。

KVMスイッチ機能を内蔵しており、モニターやキーボード、マウスを差し替えることなく2台のパソコンで切り替えて使用することが可能。

HDMI 2.0×2、DisplayPort v1.4×1のほか、USB Type-Cポートも搭載。映像入力のほか、高速なデータ転送のハブとしても機能。65Wの給電機能も備えており、スマートフォンも直接充電ができる。5W×2のステレオスピーカーも内蔵する。

スイーベルは左右20度で、チルトは上20度・下5度。スタンド部の高さ調整は最大120mm。外形寸法は約813×346×453~573mm(幅×奥行き×高さ)。重量は9kg。