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NHK夜ドラ「VRおじさんの初恋」4月1日スタート

NHKは夜の15分で楽しめる「夜ドラ」最新作として、中年男性の孤独を現実とバーチャル世界を行き来しながら描く新感覚ラブストーリー「VRおじさんの初恋」を、4月1日から毎週月曜日~木曜日の22時45分~23時に総合テレビで放送する。全32話。

放送から1週間はNHKプラスで見逃し配信も実施する。

原作は、暴力とも子による同名の漫画。脚本は2022年に「ケの日のケケケ」で第47回創作テレビドラマ大賞の大賞を受賞した、森野マッシュが手がける。主演は野間口徹。

人生において成功体験と言えるものが無い、中年の独身男性・直樹(野間口)。年下の上司から生活態度について叱られ、大した実績を上げることもできない。そんな直樹の生きがいは、VRの世界で制服姿の女の子・ナオキ(倉沢杏菜)となり1人で過ごすこと。

直樹の愛するVRゲーム「トワイライト」は人気がなくなり過疎化の一途を辿っており、残り半年でサービスが終了予定。しかし、直樹には寂しい世界で1人過ごす時間が癒しであり、その終焉を見届けようとしていた。

そんなある日、天真爛漫な美少女アバター「ホナミ」(井桁弘恵)と出会う。現実でも人付き合いが苦手な直樹=ナオキは、戸惑いを覚えつつもホナミと過ごす中で次第に心惹かれていく。ナオキの、そして直樹の初恋だった。

しかし、突然、ホナミから「もうVR世界で会うことは出来ない」と別れを告げられることに。その真意とは?そして、直樹の初恋の行方は――?

主題歌と挿入歌はCLIEVYとKEENからなる男性二人組シンガーソングライターユニット・C&Kの「ハートビート」と「旅人」。制作統括は桑野智宏、プロデューサーは大久保篤、舩田遼介、演出は吉田照幸、桑野智宏、石川慎一郎、中村俊介、音楽は渡邊崇。