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ソニー、上位機の機能盛り込んだ2K/WチューナBDレコーダー

「BDZ-ZW1900」

ソニーは、2Kチューナーを2基搭載した1TBのブルーレイディスクレコーダー「BDZ-ZW1900」を、4月27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は77,000円前後。

これまで2K対応のBDレコーダーでは、チューナー数やストレージ容量にバリエーションを設けていたが、2024年はボリュームゾーンだというWチューナー/1TBモデルに集約。継続販売する2023年の4Kモデル3機種(BDZ-FBT4200/FBT2200/FVW2200)と合わせて、計4ラインナップを展開する。

BDZ-ZW1900には、録画した番組の視聴状況をひと目で判断できる「視聴中マーク・再生バー」や、1回の操作で複数タイトルを一気に再生できる「連続再生」など、'23年発売の4Kモデルに搭載されている新機能が盛り込まれた。

4Kモデルとの違いは、4K放送の視聴・録画、Ultra HD Blu-rayの再生可否のほか、番組表の操作などがよりスムーズな“サクサク操作”、ホーム画面の背景色(4Kモデルは黒、2Kモデルは白)などとなる。

「視聴中マーク・再生バー」

「視聴中マーク・再生バー」は、録画した番組が未視聴か、視聴中か、視聴済みかを判別できるマークと、どこまで再生したかが分かる再生バーを表示するもの。視覚的に視聴状況が分かるため、複数人での使用やひとりで使用する場合にも便利だという。

「連続再生」

「連続再生」は、録りためた番組を一気見するときに便利な機能。連続再生を押すと、タイトルまとめ表示の録画日時が一番古い番組の最初から再生されるため、1回の操作で複数タイトルを一気に再生できる。

「上書き録画設定」

毎回録画する際に、ハードディスクに残す番組数を設定できる「上書き録画設定」も搭載する。上書き録画する数を「1回、4回、7回、上書きしない」から選択でき、例えば最新回のみ残したいニュース番組は1回、1週間分残したい連続テレビ小説は7回といったように設定することで、録画日が古い番組を削除する手間が減り、ハードディスク容量を効率よく使用できる。

「おうちタイム」

多くの録画番組から、いつも見ている番組をすぐに見つけられる「おうちタイム」も新搭載。多くの録画番組の中から、あらかじめ設定した時間帯によく視聴している番組をまとめて表示する機能で、設定した時間に家族でよく観る番組をすぐに楽しめたり、夜の“自分時間”にお気に入り番組をすぐに見つけられる「効率的で時短となる便利な機能」だという。

この「おうちタイム」と上書き録画の回数設定ができるのは、2024年3月時点でソニー製BDレコーダーのみとのこと。そのほか、気軽に各機能の使い方を確認できる「便利な使いかた」メニューがホーム画面に追加される。

上述のとおり、チューナー数は地上/BS/110度CSデジタル×2、内蔵HDD容量は1TB。HDMI出力は1系統で、前面にUSB2.0×1、背面にUSB3.0×1のUSBポート、LAN端子を備える。

消費電力は24W、年間消費電力量は約23.5kWh/年。外形寸法は430.7×208.6×43.9mm(幅×奥行き×高さ)、重さは約2.7kg。電源コードやアンテナケーブル、リモコンなどが付属する。

付属リモコン