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ソニー“沼にはまった人の味方”4Kチューナ搭載BDレコーダー

BDZ-FBシリーズ

ソニーは、「コンテンツ沼にはまった人達の“味方”」と謳う4Kチューナー搭載BDレコーダー「BDZ-FB」シリーズ3機種を、6月10日に発売する。いずれも価格はオープンプライス。店頭予想価格は「BDZ-FBW2200」が118,000円前後から。

  • BDZ-FBT4200 158,000円前後
    UHD BD対応、内蔵4TB HDD、4Kチューナー×2/2Kチューナー×3
  • BDZ-FBT2200 127,000円前後
    UHD BD対応、内蔵2TB HDD、4Kチューナー×2/2Kチューナー×3
  • BDZ-FBW2200 118,000円前後
    UHD BD対応、内蔵2TB HDD、4Kチューナー×2/2Kチューナー×2

多忙でストレスフルな現代の“コンテンツ消費”需要に応えるため、「『見る』をさらに進化させた新機能」を搭載した。

具体的には、録画した番組の視聴状況をひと目で判別できる「視聴中マーク・再生バー」を新搭載。従来の未視聴を示す“NEW”マークと、視聴済みを示す“マークなし”に加え、視聴中を示すマークを追加した。

これにより、その番組を視聴済みかが判別できるため、録画データを削除していいかどうか、家族に確認する手間が省けるという。録画データのサムネイル下に再生バーも表示することで、視聴途中の番組を可視化。より効率よく録画番組を視聴できる。

イッキ見需要に応える機能として、1回の操作で複数タイトルを一気に再生できる「連続再生」機能を新搭載。さらに、番組特性にあわせて設定できる「上書き録画設定」も新たに備えた。

上書き録画設定は1回、4回、7回で設定でき、例えば最新回のみを残したいニュース番組は1回、1カ月分残したいバラエティ番組は4回、1週間分を残したい朝ドラは7回など、ニーズに合わせ設定することで、古い番組を削除する手間を削減できる。

録画した番組を、よく見る時間帯から探せる「おうちタイム」も新搭載。“子ども中心の夕方”や“家族団らんの夕食時”、“仕事帰りの夜更かしタイム”など、自分のスタイルに合わせて時間設定ができる。

そのほか、BDレコーダーの使い方を気軽に確認でき、より簡単に使える「便利な使いかた」も新登場。ホーム画面の一番下に「便利な使いかた」メニューが表示されており、カーソルを下に動かすことで、各機能の使いかたを確認できる。

自動録画の「おまかせ・まる録機能」に使っている用語集も最新版となっており、例えばアイドルグループ「SixTONES」をキーワード登録した場合、「高地優吾」、「京本大我」、「田中樹」、「松村北斗」、「ジェシー」、「森本慎太郎」の各メンバーの名前に対しても、自動録画機能が動作。京本のみ出演している「ハマる男に蹴りたい女」も、キーワード自動録画が行なわれる。

同じく「坂道シリーズ」とキーワード登録すると「乃木坂46」、「櫻坂46」、「日向坂46」の各グループ名に対して、「声優」と登録すると「麻倉もも」、「花澤香菜」、「早見沙織」、「沢城みゆき」などタレント名に対して、自動録画機能が動作する。

新作の連続ドラマやアニメ、特番ドラマを約1カ月前から先行予約できる独自機能「先録」も引き続き搭載する。

レコーダーとしての基本機能

光学ドライブは、UHD BD再生対応。またBDZ-FBTシリーズは最大3番組の同時録画、BDZ-FBWシリーズは最大2番組の同時録画ができる。再生中にリモコンの黄ボタンを押すと、録画番組を音声付きで倍速再生できる「1.3倍早見再生」(4K対応)も可能。

録画はDRモードに加え、高圧縮技術HEVCを使った4K長時間録画モードも用意。前モデルで搭載した4Kインテリジェントエンコーダーにより、長時間録画モード時(LSR、LR、ER、EER)の画質が改善しており、動きや明るさの変化が激しいシーンで発生しやすいブロックノイズを低減させた。なお、DRモード、および長時間録画モードで録画した4K番組は、BDにダビングが可能。BD記録時は全モードTS方式。MMT/TLV方式のBD再生には対応しない。

全モデルとも、4K BRAVIAに最適な映像に調整して出力する「4Kブラビアモード」、2K放送やBDを超解像技術で高精細化する「4Kアップコンバート」、信号解析による映像処理技術「HDリアリティエンハンサー」、フレーム/ブロック/モスキートノイズを除去する「ピュアイメージリアライザー」などの画質機能を搭載。音声面では、全モデルがハイレゾ音源再生をサポート。テレビの音声をハイレゾ相当に復元する「DSEE HX」も利用できる。

本体背面
本体前面にUSB 2.0×1を備える

HDMI出力は、全モデルとも映像/音声×1、音声×1の計2系統。本体前面にUSB 2.0×1、背面にUSB 3.0×1も備えるほか、LAN端子、Wi-Fiも備える。

消費電力はBDZ-FBT4200が33W、BDZ-FBT2200が31W、BDZ-FBW2200が30W。年間消費電力量はそれぞれ約27.0kW/年、約25.0kW/年、約24.0kW/年。外形寸法と重さは全モデル共通で、430.2×224.5×56.4mm(幅×奥行き×高さ/最大突起含む)、約3.7kg。

付属リモコン