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エソテリック、SACD「K-01XD/K-03XD」が新クロックなどで進化した“SE”モデル

左から「K-01XD SE」、「K-03XD SE」

エソテリックは、ブランドのアイコン的SACDプレーヤー「K-01XD」と「K-03XD」に新しいディスクリート・クロック技術とDACのアナログ部のアップグレードを加えたSEモデル「K-01XD SE」、「K-03XD SE」を発売する。5月9日からドイツで開催されるオーディオショウ「HIGH END Munich2024」で披露し、日本では6月3日から出荷開始となる。

既存のK-01XD、K-03XDユーザー向けに、有償バージョンアップサービスも'24年10月末までの期間限定で実施する。価格とバージョンアップ費用は以下の通り。

  • SACDプレーヤー「K-01XD SE」 2,310,000円
  • SACDプレーヤー「K-03XD SE」 1,595,000円
  • K-01XD → K-01XD SEバージョンアップ費用 440,000円
  • K-03XD → K-03XD SEバージョンアップ費用 440,000円

SEモデルには、「オリジナルモデルが発売された時から現在までの考え得る全ての技術的な蓄積を反映させた」という。

「K-01XD SE」
「K-01XD SE」の内部

K-01XD SEは、Grandioso K1X SEの流れを汲むターンテーブル・ブリッジ部の厚みが20mmの「ATLAS 01」VRDSメカニズムを搭載。Master Sound Discrete DACも「IDM-01」増幅素子とするなどプレミアムな部品を採用。また、左右のDACに専用の電源部を持たせた、合計4基の独立電源トランスを搭載している。

「K-03XD SE」

K-03XD SEは、ブリッジ厚18mmの「ATLAS 03」VRDSメカニズム、Master Sound Discrete DACを採用し、合計2基の独立電源トランスを搭載する。

左からターンテーブル・ブリッジ部の厚みが20mmの「ATLAS 01」、ブリッジ厚18mmの「ATLAS 03」VRDSメカニズム

SEモデルではGrandioso SEモデルで採用された「Master Sound Discrete Clock」を新たに搭載。DACのアナログ回路をブラッシュアップすることで、「更に進化した臨場感、ダイナミクス、音楽性に溢れた音色のテクスチャーをお楽しみいただける」とのこと。