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“NUARLの音の基準”となるスタンダードイヤフォン「Sound:A」。19800円

「NUARL Sound:A HDSS Hi-Res Stereo Earphones」

エム・ティ・アイは、NUARLブランドの新製品として、独自のテクノロジーを搭載したMMCXリケーブル対応のハイレゾ有線イヤフォン「NUARL Sound:A HDSS Hi-Res Stereo Earphones」シリーズを7月26日に発売する。音のチューニングが異なる2モデルとして「NSA-GB(GLOBAL Tuning Edition)」、「NSA-JB(JAPAN Tuning Edition)」を用意。価格はどちらも19,800円。

Sound:Aは楽器のチューニングに使われる「A」の音を名に冠している。「NUARLイヤフォンの音の基準となるシリーズとして作られたスタンダードモデル」と位置づけられており、上位機種のOvertureと同規格の取り替え可能なノズル構造を採用し、グローバル市場向けと日本市場向けに異なる音調のノズルを装着した2つのサウンドバリエーションを用意している。

ドライバーは8mm Gen2グラフェン振動板に軽量なCCAW(銅クラッドアルミ線)ボイスコイルを組み合わせた新開発の「NUARL DRIVER [N8]G2」。「高い解像度でキレのあるパワフルなサウンドを奏でる」という。再生周波数帯域は10Hz~40kHz、インピーダンスは16Ω。音圧感度は103dB±3dB/1mW。

上位機種であるOvertureと同様に、ドライバーの背面を閉塞し2つの独立した空気室を持たせたデュアルチャンバー構造を採用。筐体やドライバーのサイズに関わらない低域の量感を再現したとのこと。

筐体の前室側を樹脂、後室側を亜鉛合金、さらにSound Tubeをアルミ製とすることで筐体の共振点を分散。素材固有の不要な響きを防止している。

米T.B.Iの特許技術HDSSも採用。第3世代のETL音響モジュールを後室側に配置し、大音量時の歪みの防止と共に付帯音を吸収、全帯域に渡ってクリアで立体感のある自然な音の広がりを再現したとする。

最新のNUARL有線イヤフォン共通規格のInterchangeable Nozzle仕様を採用。着脱することで清掃メンテナンスを容易にすると共に「Overture」のSound Tubeを利用することも可能となる。

ケーブルにはSound:Aシリーズ専用に選ばれた0.05mm×30本捻り4芯の銀メッキ銅線を採用。MMCX接続によるリケーブルにも対応。

独自設計のイヤーピースが付属。装着感と遮音性のバランスを両立した抗菌シリコン・イヤピース「Block Ear+6N」を4サイズ同梱する。

NUARLイヤフォンからのトレードアップサービスも用意。持っているNUARLイヤフォンを「Sound:A」に有償交換できる。このサービスはNUARL公式ストアで受け付ける。