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机に置ける、レコードもPCも繋げる真空管プリメインアンプ「SOUND WARRIOR SWL-T20U」
2024年8月30日 14:35
城下工業は、SOUND WARRIORブランドのUSB DAC内蔵真空管プリメインアンプ「SWL-T20U」を8月30日に発売した。価格は94,800円。2ウェイでパッシブラジエーターも搭載した小型ブックシェルフ型スピーカー「SW-SP1」とSWL-T20Uをセットにした「SWL-T20USET1」も同時に発売する。価格は124,600円。
兄弟モデルとなるSWL-T20をベースに、PHONO入力(MM)、LINE入力(Aux in含む)といったアナログ入力端子に加え、USBデジタル入力端子(48kHz/16bitまで対応)を備えたUSB DAC内蔵真空管プリメインアンプ。
真空管アンプと相性の良いレコードプレーヤーだけでなく、CDプレーヤー、PCやスマートフォンと接続可能。「あらゆる音源を真空管ならではの暖かく艶っぽい音色でお楽しみいただける」という。
SWL-T20Uはプリ段に双三極管(12AX7等)1本、パワー段に五極管(6BQ5等)2本の真空管を採用し、五極管接続、カソード負帰還回路、A級シングルアンプの構成で3W×2の出力が得られる。
ヘッドフォン出力端子も備えているほか、低域を豊かにしたい時のためにサブウーファー出力も備えている。
トーンコントロール機能も搭載。音場補正用のシェルビング特性回路も採用し、機器の置かれた環境(音場)や音量に応じて最良の調整できる。トーンコントロール回路そのものをスキップするON/OFFスイッチも備えた。
真空管の放つ柔らかい灯りを中心に置き、操作部には木製パネルを採用。「デザイン面でも設置する空間をノスタルジックに演出する」という。
消費電力は45W。外形寸法は200×290×112mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.7kg。
スピーカーのSW-SP1は、25mmのソフトドームツイーターと、100mm PPコーンウーファーを搭載。110×180mmのパッシブラジエーターも搭載する。入力インピーダンスは8Ω。出力音圧レベルは83dB(1m/1W)。外形寸法は150×180×240mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.3kg/台。