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ケンウッド、AV画面を特大表示できる「彩速ナビ」。CarPlay/Android Auto対応

MDV-M911HDF

JVCケンウッドは、KENWOODブランドより、AVナビゲーションシステム“彩速ナビ”の最上位シリーズ「TYPE M」の2024年モデル2機種を10月下旬より発売する。価格は各オープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は9型フローティングモデルの「MDV-M911HDF」が170,000円前後、9型インダッシュモデルの「MDV-M911HDL」が160,000円前後。

CarPlayとAndroid Autoに対応。SiriとGoogleアシスタントにも対応するため、スマホの音声操作も行なえる。彩速ナビのカーナビゲーションと、スマホのナビアプリとのワンタッチ切り替えができるため、状況に応じた使い分けができる。

オーガニックGUI PLUSにより、ナビ情報とAV画面の2画面表示において、映像ソースなどを楽しめるAV画面を約6.5型のサイズで表示可能。音声操作機能には「ボイストリガーのオン/オフ設定」を追加し、音声操作の起動方法を音声発話またはボタン操作から選択できる。

MDV-M911HDL

ともに解像度1,280×720ドット、上下左右170度の高精細・広視野角HDパネルを採用。HDMI入力を備えるほか、リアモニター用のHDMI出力も搭載する。オーディオ機能としては、Bluetoothでハイレゾ相当での再生が可能なLDACコーデックに対応。対応フォーマットもFLAC、WAV、DSDに加えて、MQAの再生にも対応する。

CDやMP3などの非ハイレゾ音源からハイレゾ音源まで、より高音質化してマスター音源のクオリティーに近づける独自の高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」をはじめ、さまざまな高音質テクノロジーを搭載するほか、周波数レベルや周波数帯域を細やかに調整し、車室内を最適な音響特性に整える「プロモードEQ」も備える。

車内の各スピーカーから出る音のタイミングを調整し、最適な音質を実現する「リスニングポジション調整」や、リスナーの正面にアーティストがいて演奏しているかのように設定できる「フロントフォーカス調整」など、各種サウンドチューニング機能を搭載。

運転席以外の人の眠りを妨げずに音楽を楽しむことができる「パッセンジャースリープ」や、低音補正を3段階で調整できる「ミュージクバスブースト」、地上デジタル放送やラジオの視聴時に人の声を聞き取りやすくする「クリアボイス」など、各種オーディオ効果も備えている。

そのほか、広感度地デジチューナーを搭載するほか、地デジ放送の録画ディスクも楽しめるDVD再生機能、USBデバイスやSDカードからの音楽/動画再生、CDを4倍速で内蔵メモリやSDカードに録音する機能なども搭載。スマホをテザリング接続することで、音楽CDのタイトル情報やアルバムアートの表示も行なえる。ラジオはワイドFM対応。

外形寸法/重量は、MDV-M911HDFが178×158×100mm(幅×奥行き×高さ)/2.2kg、MDV-M911HDLが234×190×134mm(同)/2.6kg。GPSアンテナ、Bluetooth用マイク、テレビアンテナエレメント、テレビアンテナケーブル、電源ケーブル、ステアリングリモコンケーブル、ねじ類セットなどが付属する。