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オーテク、世界初の制振材採用したカーオーディオ用スピーカー/パワーケーブル
2025年1月9日 17:00
オーディオテクニカは、カーオーディオラインナップの「Rexat」シリーズより、制振材としてマイカフィラーを世界初採用し、ベストな音質を徹底追求したスピーカーケーブルとパワーケーブル、端子の全12モデルを、1月24日から順次発売する。価格は3種の制振材を組み合わせたハイブリッドパワーケーブル「AT-RX3514P」で2,860円/mから。
- スピーカーケーブル「AT-RX3500S」 3,850円/m ※30m巻
- パワーケーブル「AT-RX3504P」(外径11mm) 9,900円/m ※30m巻
- パワーケーブル「AT-RX3508P」(外径8mm) 5,280円/m ※30m巻
- パワーケーブル「AT-RX3514P」(外径5mm) 2,860円/m ※30m巻
- 平型端子「AT-RXT250Lb」(Lサイズ) 3,850円
- 平型端子「AT-RXT205Mb」(Mサイズ) 3,850円
- 平型端子「AT-RXT110Sb」(Sサイズ) 3,850円
- ギボシ端子「AT-RXT300Gb」 4,400円
2月21日発売 - スピーカーケーブル「AT-RX4500S」 7,700円/m ※30m巻
- パワーケーブル「AT-RX4504P」(外径11mm) 19,250円/m ※30m巻
- パワーケーブル「AT-RX4508P」(外径8mm) 9,900円/m ※30m巻
- パワーケーブル「AT-RX4514P」(外径5mm) 4,950円/m ※30m巻
1月24日発売
制振材としての採用は世界初となるマイカフィラーを使ったスピーカー/パワーケーブル。マイカフィラーは、天然鉱物のマイカ(雲母)を粉砕することで得られる、高弾性率・高アスペクト比を持つ薄い板状の補強材。
ケーブル外側のPVCシースにマイカフィラーを添加することで高制振性を付与させており、これにより「高域/低域ともにレンジが広がり低域の量感が出るため、解像度が高くメリハリのある音質を実現する」という。
マイカフィラーはその安全性から自動車業界や建築業界などでも使用されており、耐熱性・絶縁性も高いため、オーディオケーブル製品にとって理想的な制振材料とのこと。
加えて、導体には、PCUHD(Pure Copper Ultra High Drawability/高純度無酸素銅線)と、国内でディップフォーミング製法により製造された純度4N(99.99%)の無酸素銅線を使用し、伸線時にアニール処理を施した軟銅線、HYPER OFCを新たに採用した。
中高域の解像度を高めるPCUHDとワイドレンジで量感ある低域が特徴のHYPER OFCを使うことで、より幅広い音域の表現が可能だという。
また「AT-RX4500S」と「AT-RX4504P」「AT-RX4508P」「AT-RX4514P」は、上述のPCUHD+HYPER OFCに加え、高純度銅7N-Class D.U.C.C.と6N-OFCの4種の導体を採用したクワトロハイブリッドモデルとなっており、「シリーズ最高峰のPREMIUM Lineの音質を継承し、ディテールを精彩に表現することで、豊かな音場空間を創出する」とのこと。
平型端子の「AT-RXT250Lb」「AT-RXT205Mb」「AT-RXT110Sb」、ギボシ端子の「AT-RXT300Gb」では、経年劣化に強く、音質にも定評のあるルテニウムメッキを採用した3層コーティングを施し、鮮やかで広がりのある音質を実現しているという。