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SHANLING、コンパクトボディのCDトランスポーター/リッパー

「CR60」

MUSINは、SHANLINGより、コンパクトな筐体にCDトランスポート機能とリッピング機能を搭載した据え置き型オーディオ機器「CR60」を、10月30日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は44,550円前後。予約は23日11時から受け付けている。

USB-A、同軸、光デジタル出力を備え、CDトランスポーターとして利用可能。さらにCDリッピング機能も備えているため、「大切なCD音源を高品質な状態で保管、利用できる」という。なお、一般的な外付けCDドライブとしては使用できない。

トランスポートとリッピング双方の性能を十分に発揮するために、ドライブにPhilipsサーボシステムを採用。さらに三洋電機HD850光ヘッドと組み合わせることで、安定かつ確実に信号を読み取れる。

メイン制御チップにはJunzhengのX1000Eを採用することで、演算能力を高めるとともに電力消費設計を最適化し、低遅延駆動を実現した。

リッピング出力端子はUSB-A/USB-B/USB-Cで、USB-A端子にUSBストレージデバイスを接続すると、自動的に内部ストレージに新しいフォルダを作成し、CD音源をリッピングする。USB-B/Cポート経由でPCやAndroidスマートフォンを接続すれば、本体ストレージにCD音源をリッピングできる。なお、PCへのリッピングはWAVのみ。

アプリ「Eddict Player」から、「PCリッピング」の項目を選択すれば、CR60との接続時に、楽曲のタグ情報の編集などもできる。

筐体前面に1.14型のカラーディスプレイを搭載。視認性を追求したというシンプルなUIで、CR60のモードをアイコン表示で簡単に確認できる。

筐体はCNC加工された金属製で、高級感あるデザインとしつつ、共振を防ぎ、安定した動作性を実現したという。電源はUSB-CまたはDC電源に対応。外形寸法は180×205×52mm、重さは約1.68kg。