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Dangbei、新ハイブリッド光源の4Kプロジェクタと超小型プロジェクタをCESで披露

Hangzhou Dangbei Network Technology(Dangbei)は、世界最大規模のテクノロジー見本市「CES 2025」にて、LEDと3色レーザーを組み合わせた新しいハイブリッド光源技術を採用した4Kプロジェクター「MP1 Max」と、超小型ポータブルプロジェクター「Freedo」を公開した。MP1 Maxは2025年上半期での発売を予定。Freedoは1月7日より発売する。

Dangbei MP1 Max

Dangbei MP1 Max

LEDと3色レーザーを組み合わせた新しいハイブリッド光源技術により、高輝度と優れた色再現性を実現した4Kプロジェクター。従来のRGBレーザープロジェクターで課題となっていたスペクトルや色収差を効果的に抑制し、卓越した画質と快適な視聴体験を両立させたという。OSはGoogle TVを搭載予定。

輝度は3,100 ISOルーメンで、日中でもカーテンを閉める必要なく鮮明な映像を楽しめるとする。新世代のQualasレーザー技術の採用により、画像解像度が向上し、色域カバー率もBT.2020規格の110%を達成。D65色温度と∆E<1の高い色精度を実現する画像モードを搭載し、より自然な色表現を可能にした。

ハイブリッド光源による連続スペクトルは、「有害なブルーライト帯域をカットし、目の疲労を軽減させるため、長時間の視聴も快適」としている。また、従来のRGBレーザープロジェクターでは制限があったスクリーン選択の幅が広がり、高ゲインALRスクリーンを含む様々なタイプのスクリーンに対応している。

ブランドとして初めてのスタンド一体型で、垂直方向に135度、水平方向に360度の調整が可能。壁、床、天井など様々な方向への投影も容易という。

また、独自のInstanPro AI画像調整技術が2.0にアップグレードされ、より高速で安定した性能と強力な干渉抑制機能を装備。スムーズなオートフォーカスやリアルタイムの台形補正などが行なえる。

Dangbei Freedo

Dangbei Freedo

Google TVを搭載した、ブランド初の超小型ポータブルプロジェクター。一般的なノートパソコンよりも軽いコンパクトな設計で、60Whのバッテリーを内蔵し、最大2.5時間動画再生が行なえる。電源コードを接続した利用や、モバイルバッテリーからの充電も可能で、室内外問わずに利用できる、携帯性と使用環境の柔軟性を重視した設計となっている。

フルHD解像度、DCI-P3色域の90%以上のカバー率、HDRにも対応するほか、360度サラウンドサウンドを装備。最大180型の鮮やかで臨場感のある映像を投影できるとしている。

持ち運びに便利な耐衝撃性のリサイクル可能なEPP製キャリーケースとダストプルーフバッグが付属する。