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FIIO、約1760円で強力な磁気回路搭載イヤフォン「JD10」。USB-Cモデルも
2025年1月17日 10:15
エミライは、FIIO Electronicsのイヤフォン「JD10」を1月24日より発売する。カラーはBlackとTransparentの2色、またスマホなどに直接接続できるUSB-Cモデルの「JD10 Type-C」も用意する。価格は各オープンプライス。店頭予想価格はJD10が1,760円前後、JD10 Type-Cが2,420円前後。
新時代のエントリーモデルとして、高音質と優れたコストパフォーマンスの両立を目指したというイヤフォン。音響工学に基づいた高剛性、低歪み、中低域の豊かさといった特長を備えた10mmポリマー複合振動板を採用。独自の音響チューニングにより振動板の特性を最大限に活かし、高解像度で繊細な音の表現を実現したとする。
独立した2つの空洞構造(デュアルキャビティ設計)を採用。筐体内部の2つの空洞が音の反響を効果的にコントロールし、空気の流れを精密に制御し、余分な振動を抑えながら音の歪みを低減。振動板のレスポンスと低域の表現力を向上させた。
強力かつ高品位な駆動力を実現するために、日本製の極細CCAWボイスコイルを装備。アルミニウム芯線に銅被膜を施した0.033mmの極細線を使用したボイスコイルは、振動系全体の重量を大幅に軽減しながら、高い変換効率と駆動力を実現した。これによりレスポンスが向上し、より明瞭で正確な音の表現を可能にしている。
磁石を振動板の外側に配置する外磁型設計を採用し、より大きな磁気回路を実現。磁石には高性能なN52グレードのネオジム磁石を採用し、高い磁力と広い磁界分布により、振動板に安定した強力な駆動力を提供するという。
USB-Cモデルには独立DSPチップを内蔵。直接信号を入力することで、独立したデコード出力が可能になり、繊細な音声処理による高音質再生を実現した。384kHz/24bitまでのハイレゾ音源が再生可能なほか、プラグアンドプレイですぐに使用できる。
また、USB-Cモデルでは6種類のサウンドプリセットを搭載。ゲームプレイ時の足音や戦闘音などを空間的感じられるゲームモードも備える。切替はケーブルのリモコンで音量「+」「-」を同時に押すことで行なえる。
通常モデルは着脱式のケーブルを採用。イヤフォン側端子は2ピンで、付属ケーブルのプラグは3.5mmステレオミニ。USB-Cモデルは着脱できない。
周波数特性は20Hz〜40kHz。インピーダンスは32Ω@1kHz。感度は105dB/mW@1kHz。重量はイヤフォン片側3.7g。イヤーピース(S/M/L)などが付属する。