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オーディオテクニカ、「真の開放型オーディオ」具現化した開放型ヘッドフォン
2025年1月24日 12:18
オーディオテクニカは、アメリカ・カリフォルニア州アナハイムで開催中の楽器見本市「The 2025 NAMM Show」にて、開放型ヘッドフォンの「ATH-R70xa」と「ATH-R50x」、「ATH-R30x」、楽器収音用小型コンデンサーマイクロフォン「ATM355VF」と「ATM355VFcH」を発表した。日本での発売日や価格などは1月下旬以降に順次発表予定。
フラッグシップモデルとなるヘッドフォン「ATH-R70xa」は、「『トゥルーオープンエアー(真の開放型)オーディオ』を具現化し、純粋でリアルな音場表現を突き詰めたプロ用途のオープンバックリファレンスモデル」と位置づける。
全音域を高純度で再現するというR70xシリーズ専用設計の45mm径ドライバーと、同社が50年来培ってきたヘッドフォンの開発と独自技術で最適化された音響回路により、全音域を正確に再現する。「エンジニアリングの結晶」という軽量構造や、新規設計のヘッドバンド、ヘッドパッドを採用しているため、長時間の作業セッションでも快適に使用できる。
このATH-R70xaの音の意匠を引き継いだモデルとして展開されるのが、「ATH-R50x」と「ATH-R30x」の2モデル。ATH-R50xは「トゥルーオープンエアー(真の開放型)オーディオ」を具現化したプロ現場の要求に応えるモデル、ATH-R30xは自宅での音楽制作・マルチメディアコンテンツ制作に最適なモデルとのこと。
楽器集音用のコンデンサーマイク「ATM355VF」は、弦楽器や木管楽器などに最適な小型モデル。プロのライブ環境、スタジオ録音での使用を想定した設計で、バイオリンやフルートなどに装着できる。
「ATM355VFcH」は、そんなATM355VFのワイヤレス専用モデル。オーディオテクニカのワイヤレスシステムだけでなく、各社のシステムにも互換性があり、手持ちのシステムにも簡単に追加できるという。